タブレットとは、元々「板状のもの」「銘板」といった意味の単語です。パソコンの分野で単にタブレットといえば、「ペンタブレット」や「タブレット型端末」などの板状のデバイス全般を指します。ここでは主にタブレット型端末について説明していきます。

タブレット端末の特徴

タブレット

タッチパネル式などの表示・入力部を持つ、携帯可能な平板状の電子機器がタブレット端末です。タブレットの代表的な製品は2010年にAppleに発売された「iPad」でしょう。iPadの登場によってタブレット端末に注目が集まり、その可能性を一気に広げました。

タブレットの特徴は、スマートフォンよりも画面が大きく、ノートパソコンよりも軽いことです。その大きさは5.0インチ~11インチ程度で、本のサイズにあてはめると、文庫本からA5サイズ程度になります。重さは200g~700g程度でバッテリーも比較的長持ちするため、持ち運びに適しています。また、インターネットも手軽に利用できるので、動画や電子書籍をダウンロードし閲覧することも可能です。 

スマートフォンとタブレット型端末の違い

タブレットは「通信機能内蔵モデル」であっても、スマートフォンとは異なり音声通話はできません(ただし専用の通話用アプリを使えば、通話も可能です)。簡単にいえば、携帯電話に近いのが「スマートフォン」で、パソコンに近いのが「タブレット端末」だと考えることができます。

また、タブレットはスマートフォンと比べるとディスプレイが大きいのでホームページや動画の閲覧、読書などに適しています。タッチ操作もしやすいので、子供から年配の方まで年齢を問わず、デジタル機器の操作にあまり慣れていない方にも使いやすい端末と言えるでしょう。

タブレット端末の種類

タブレットは、OSタブレット端末を管理するソフト)の種類によって特徴が変わってきます。主なタブレット端末は以下の通りです。

・iPad(アイパッド):OSはappleのiOS ※タブレット端末の代表格
・Nexus7(ネクサスセブン):OSGoogleAndroid ※iPadのライバル
・kindle fire(キンドル ファイヤー):OSGoogleAndroid ※電子ブックリーダー
・Surface(サーフェス):OSはMicrosoftのWindows8 ※キーボードがあり文書作成なども快適

会話例

「会社からタブレット端末が支給された」
タブレットを使い、クライアントにプレゼンをする予定だ」