ディスプレイ(display)とは、文字や図形を表示する装置のことを言います。
テレビと同じ原理のCRTディスプレイや、設置面積が小さく消費電力の少ない液晶ディスプレイや、ガス放電を利用したプラズマディスプレイなど、種類も多くあります。

今あなたが見ているのも、ディスプレイ

ラテン語の「大勢の人が見つめる」という意味の単語が語源となっており、元々は「見せる」「展示する」「暴露する」などの意味を持っています。
日本におけるディスプレイというと、主にコンピューターの「画面表示装置」や「展示品、陳列物」といった使い方が一般的であり、今まさに、このページディスプレイを通して閲覧していることになります。

ディスプレイの種類と歴史

ディスプレイには「ブラウン管のよるCTRディスプレイ」「液晶ディスプレイ」「プラズマディスプレイ」などがあります。
昔はテレビのような箱の形をしたディスプレイが主流でしたが、1990年代後半から液晶を用いた単体のディスプレイ装置が登場し、2007年ごろまでにパソコン専用のCRTの新規生産出荷は行われなくなりました。
近年はディスプレイ自体も大幅に軽量化されています。今やテレビだけでなく、携帯用のタブレットやスマホなどにも液晶画面は活用されるようになっています。
また、画面解像度の向上やコントラスト比も従来よりも数倍向上しており、より鮮明で迫力のある映像パフォーマンスをすることも可能になりました。
その上、LEDバックライトや環境光センサーが搭載されたモデルもあり、周囲の明るさに応じてディスプレイの明るさを自動調整できたり、目の疲れを防いだりバッテリー消費の節約もできるまでに急成長しているのです。

よりリアリティのある画面表示が可能となり、私たち個人にとっても有効活用でき利用になっています。

プレゼン資料やマニュアルはもちろん、ホームページブログ、さらにはプライベートの写真やアルバムでも、こちらが発信したいイメージがより鮮明に明確に伝わるようになりました。
記憶に残る映像は、進化したディスプレイによって、もたらされるようになったということも言えるのです。

用語例

「このディスプレイは目にやさしい」
「最近のディスプレイは画面の表示がきれいになった」