2017年第一四半期に上場したIT企業13社まとめ

11.株式会社オークネット【3/29 東証１部】

https://www.aucnet.co.jp/

ネットオークションサービスを提供する株式会社オークネットは1985年に中古車のネットオークションサイトとして設立されて以降、中古バイクや中古PC・モバイルなど取り扱い商品を拡大し、2017年3月29日に東証一部への再上場をはたしました。

中古車流通市場全体の落ち込みなどの影響で2008年に東証一部上場廃止となりましたが、通信システムの大幅な変更など既存事業の強化を行うだけでなくブランド品や花きなど他の商品事業も強化を行い、今回の再上場となりました。

参考：
IR情報｜株式会社オークネット

12.株式会社ユーザーローカル【3/30 東証マザーズ】

http://www.userlocal.jp/

ウェブ解析ツール「User Insight」やソーシャルメディア分析ツール「Social Insight」などビックデータの解析関連事業を提供している株式会社ユーザーローカルは、2017年3月30日東証マザーズへ上場しました。

今後は、国内生産人口減少に伴い、データ・AIを利用した業務の生産性向上及び自動化に関わるサービスを提供する予定です。
具体的には、SNS等のビッグデータをもとにしたAIによるチャットボットサービスなどへ投資を行うようです。

参考
IR投資家向け情報｜株式会社ユーザーローカル

13.株式会社ネットマーケティング【3/31ジャスダック】

http://www.net-marketing.co.jp/

アフィリエイトエージェント事業やFacebookを利用した恋愛マッチングサービス「Omiai」を展開している株式会社ネットマーケティングは2017年3月31日ジャスダック上場をはたしました。

広告主に代わってアフィリエイト戦略の立案から運用までを担うトータルソリューションが特徴でしょう。

今後は、株式公開にて得た資金を「Omiai」のソフトウェア改修に充て、さらなる会員の獲得を目指しています。

参考：
IR情報｜株式会社ネットマーケティング

まとめ

2017年第一四半期は、クラウドソーシングサービスを提供する株式会社うるるや、クラウド型統合業務システムを提供する株式会社オロなど、新しい労働環境や生産性の向上を目指す「働き方改革」に関連した企業の上場が目立ちました。

また、株式会社ユーザーローカルや株式会社シャノンのようなビックデータの解析を中心としたマーケティングサービスを提供する企業の情報は、マーケターにとっても見逃せないところでしょう。