2017年もまた、ネット関連企業の上場が相次いでいます。

今期はビッグデータを活用したマーケティングサービスを提供している株式会社ユーザーローカルや、マーケティングオートメーションツールを提供する株式会社シャノンなど、Webマーケティングに関わる企業の上場が目立ちます。

今回は、2017年1月から3月までに上場したネット関連企業13社を紹介します。
Webサービスやネットショップの運営などネットビジネスに触れている人だけでなく、マーケティングの担当者も市場の中で今どういった企業が勢いを持っているのか把握しておきましょう。

参考:
新規上場スケジュール|日本経済新聞
[2017年 IPOスケジュール一覧|TOKYOIPO]
(http://www.tokyoipo.com/ipo/schedule.php)

※【】内には上場日と上場場所を記載しています。

1.株式会社シャノン【1/27 東証マザーズ】

シャノン|マーケティング支援市場シェア_No.1.png
http://www.shanon.co.jp/

イベントマーケティングマーケティングオートメーションに関するソリューションを提供している株式会社シャノンは、16期目にして上場を果たしました。

イベントやキャンペーンに伴う見込み客の管理育成が行えるマーケティングプラットフォーム「SHANON MARKETING PLATFORM」は統合型マーケティング⽀援市場において6年連続でシェア1位を獲得しています。
(※「ITR Market View:マーケティング管理市場」による)

今後は、成長市場であるマーケティングオートメーションに対して積極的に投資を行うだけでなく、マーケティング課題解決用AIの開発を進めていくようです。
事実、マーケティングオートメーションプラットフォームへのサーバー設備費用並びに運転資金確保のため、第三者割当増資により平成29年3月に普通株式22,500株の公開を行っています。

参考:
IR情報|株式会社シャノン

2.株式会社日宣【2/16 ジャスダック】

株式会社日宣.png
https://www.nissenad.co.jp/

ケーブルテレビマガジン「チャンネルガイド」の発行を中心として、映像コンテンツナビゲーションに関わるサービスを提供している株式会社日宣は創業70年目にして上場に至りました。

テレビCMや新聞、ネット広告など複数のメディアを横断した広告サービスを提供しているほか、企業向けのトータルプロモーションも行っています。

また、映像コンテンツナビゲーションを制作してきたノウハウを生かし、スマートフォンやタブレット端末向け映像配信サービスのナビゲーション制作へも参画しています。

参考:
IR|株式会社日宣