Airbnbの物件写真に学ぶ、写真で差別化するポイント
AirbnbのWebサイトはUX/UIまわりからマーケティング手法まで、非常に多くのことが学べるため、Web担当者であればチェックしているサービスのひとつではないでしょうか。
人気の物件は数ヶ月先まで予約が埋まっている物件も数多く存在しています。
人気物件とあまり予約が入らない物件の違いは何でしょうか。
もちろん、そもそもの物件の立地条件や部屋の広さなどもある程度は関係してきますが、一番重要なのは「写真」です。
逆に言えば、写真をうまく撮ることで、立地条件や部屋の広さがどうであれ「泊まってみたい」と思えるようなリスティングにすることも可能です。
実際、ゲストはAirbnbに掲載されている写真を見て、宿泊する部屋を選んでいるのです。
もし、簡単に撮影した写真を紹介用の写真として使っているのであれば、一度見直したいいかもしれません。
今回は、同じような写真が多数並べられているなかで、自社の写真を差別化するポイントをご紹介します。
なぜ写真が重要?
Airbnbで宿泊先を探すときの手順としては、まず泊まってみたい場所や条件を指定して検索し、次に実際に泊まりたい部屋を1つずつ見ていきます。
このとき、ゲストは場所や宿泊条件なども見ていますが、一番気にしているのは写真です。
なぜなら、ある程度の場所や条件は事前に検索で絞り込んでいるので、あとは「泊まってみたいか」「泊まってみたくないか」を直感的に判断するのが写真しかないからです。
写真は検索結果ページにも表示されるので、他の物件に比べて「泊まってみたい」と思える写真でないと、それだけで大切な機会を逃していることになります。
撮影で最低限押さえておきたいポイント
部屋の魅力を余すところなく伝えるためには、質の高い写真を用意するのが一番です。
物件のありのままを見せることで、ゲストの過剰な期待も避けることができます。
1. 画素数を上げる
撮影する写真は、最低でも1024 x 683ピクセルはあったほうがよいです。
画素数が高くなれば高くなるほど、キメの細やかな写真に仕上げることができます。
よく分からない場合は、「大きい写真ほどよりよい」というのを合言葉に撮影に入りましょう。
2. 縦長より横長、角を狙って撮影
カメラやスマートフォンを構えるときは、縦よりも横に構えてくだい。
その方が部屋を広く撮影することができます。
部屋が広く、奥行きのあるように見せるには、角を狙って撮るのも効果的です。
壁に焦点を合わせて撮影すると、部屋は実物よりも小さく見えてしまいます。
その点、角は全体像がよりわかるメリットもあります。
写真は構図が命です。
写真のバランスや配置に迷ったら、「三分割構図」を活用し、視点の動きを捉えましょう。
参考:
初心者もプロ並み!知っているだけで写真が上手くなる”写真の基本構図”5選
3. 清掃して綺麗にしておく
基本的なことかもしれませんが、写真を撮る前に部屋の清掃をし、散らかっているものは片付けておきます。
初めてゲストを迎える時の容量で行いましょう。
インテリアコーディネーターになったつもりで、花をいけたり、雑誌を並べたり、こんなに片付けたことがないというくらい片付けておきましょう。
しかし、いざ物件に到着したら「写真と全然違っていた」とならないよう、泊まる時のありのままの姿のほうが望ましいです。
4. 日光を取り入れて明るい雰囲気を演出
自然光が多い方が、部屋が生き生きと写ります。
ブラインドは開け、照明もつけておきましょう。
最近のカメラは、明るいところに合わせて露出を調整するので、暗いところは黒く潰れてしまう可能性もあります。
窓に焦点を合わせるのは避けたほうがよさそうです。
5. アメニティや外観も撮ればホスピタリティが向上
アメニティや物件の外観は、ホストの個性がにじみ出るので、差別化を図る一番のポイントです。
とりわけ建物の外観を撮影しておけば、初めてゲストがやってくるときの目印にもなり、安心です。
アメニティも、オリジナリティを演出するためには見逃せません。
自慢のキッチン、ふわふわのバスタオル、子ども部屋のおもちゃ、望遠鏡、暖炉、などなど。
こうした他の物件にはないものを紹介すると、ゲストは喜びます。
また、周辺エリアの写真を加えるのも選択肢に入れてみてください。
宿泊先と同じくらい、ゲストが楽しみにしているものが町歩きです。
地元の街の様子もカメラに収めておきましょう。
物件の近くに有名なレストランや観光地、絶景ポイントなどがあれば、それも撮影して載せておきましょう。
6. 一枚でも多く掲載する
数枚でもあるほうが、一枚もないよりはいいです。
しかし、多ければ多いほどいい、ということも言えます。
写真が多ければ多くなるほど、想像力が掻き立てられるので、ワクワクしてリスティングを閲覧するひとが増えます。
写真は宿泊先を決める一番の手がかりになるので、リスティングページの滞在時間も自然と増えます。
もちろん、100枚同じような場所を撮るよりは、10枚の多種多様な写真を載せた方がよいです。
さまざまな写真を織り交ぜて、広く、細かく、しっかりとディティールを伝えられるような写真がベストです。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- UX
- UXとは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略で、ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験を意味します。似たような言葉に、UI(ユーザーインターフェイス、User Interface)がありますが、こちらはユーザーと製品・サービスの接触面を指した言葉です。
- UI
- UIとは、ユーザーインターフェイス(User Interface)の略で、ユーザー(使い手)とデバイスとのインターフェイス(接点)のことを意味します。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- 検索結果
- 検索結果とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したときに表示される情報のことです。「Search Engine Result Page」の頭文字から「SERP」と呼ばれることもあります。 検索結果には、検索エンジンの機能に関する情報と、検索キーワードに関連する情報を持つページが表示されます。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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