初心者こそモールを使い倒そう!ECの成功率を限りなく上げる5つのメソッド
ネットショップ市場は毎年右肩上がりで成長を続けています。
2017年4月に経産省が発表した調査データによると、2016年度のBtoC向けEC市場は15兆円にのぼり、前年と比較して10%の伸び率を示しています。(※1)
スマートフォン経由のネットショップ購入率も年々伸びており、2016年にはBtoCネットショップ市場の売上の31.9%がスマートフォン経由でした。
スマートフォン経由の売り上げは今後もほぼ確実に伸びていくでしょう。
そのような背景もあり、急成長しているEC市場。すでに多くの事業者が参入しています。
その状況の中、これからECを開設して競合に勝つことはできるのでしょうか。
特に小売業の場合は先行者利益が大きくなりがちなので、後発組は苦戦する可能性が高いでしょう。
ただ、ECは実店舗に比べて初期投資が少なく済むうえ、法人化しなくても開設できるメリットがあります。
すでに物販をやられている場合、ECを開設しない=販売経路を狭めてしまうことになるので、逆にリスクとなるでしょう。
これから始める場合でも、いくつかのポイントを押さえれば十分競合に勝てる可能性があります。
ゼロからECを始めるのであれば、まずはネットショッピングモールへの出店をオススメします。
今回は、ネットショッピングモール「Wowma!(※2020年5月より「au PAY マーケット」へ改称)」を運営するKDDIコマースフォワード株式会社監修のもと、ECを始めるならまずはネットショッピングモールに出店した方が良い理由と、成功するためのポイントを解説します。
最初はネットショッピングモールに出店した方が良い理由
なぜ、最初はネットショッピングモールを利用するべきなのでしょうか。大きくわけて3つのポイントが挙げられます。
1. モールの集客力を利用できる
2. 信頼性が担保されている
3. ページ解析機能がついている
1.モールの集客力を利用できる
自社サイトの場合、よほど認知されている商品でない限りは、広告出稿やSEO対策などの集客施策に注力しなければいけません。
ゼロから集客するより、すでにユーザーを抱えているネットショッピングモールで開設した方が効率的です。
モール自体のキャンペーンや、他店舗からの流入も見込めるので、出店すれば様々な流入経路を獲得できます。
2.信頼性が担保されている
ECを利用する場合、住所や電話番号など個人情報を登録する必要があります。
「個人情報を登録しても問題なさそうだ」とユーザーから信頼してもらえるかどうかは、売り上げに直結する大事な部分です。
自社サイトでゼロから信頼を獲得していくよりも、既にある程度の信頼性が担保されている既存ネットショッピングモールに出店した方が確実です。
3.ページ解析機能が付いている
ほとんどのネットショッピングモールの場合、店舗ごとにアクセス解析機能が付いています。
(自社でECを構築する場合、分析機能は後から追加しなければいけないケースがほとんどです。)
売り上げを伸ばしていくためにはページを改善していく必要があり、改善施策を考える上で解析データは欠かせません。
どのようなユーザーが、いつ、どれだけ流入しているのかなど、基本的なデータを把握するだけで効果的な改善につなげることができます。
上記のとおり、最初から自社でECを開設するよりも、まずはネットショッピングモールに出店した方が様々な恩恵を受けられます。
しかし、ただ出店するだけでは競合店舗に埋もれてしまいます。
ネットショッピングモールで売り上げを伸ばしていくために、最低限押さえておきたいポイントが5つあります。
ネットショッピングモールで成功するための5つのコツ
1. モール・競合・自社を理解する
ネットショッピングモール出店においても、3C分析は非常に重要です。
出店前に、まずはユーザー属性やモールの規模(流通額・出店数など)を理解しておきましょう。
ユーザー属性を知ることで、どのような商品が売れやすいのか、どのような訴求をすればいいかがわかります。
また、規模を把握すればどの程度の広告予算を割けばいいのかが推測できます。
競合の状況を知ることも重要です。
成功している競合店舗を徹底的に分析し、成功の要因だと思われる要素を抽出して自社店舗にも取り入れましょう。
競合のページを見るだけではなく、実際に商品を買ってみたり、メルマガを購読してみたりすることで、どのような販売戦略を実施しているのかが推測できます。
このようにモール・競合・自社の状況を理解すれば、自社の強みが明確になります。
2.「商品単位」ではなく「店舗単位」で印象に残るような工夫を
ネットショッピングモールの場合、ユーザーはどの店舗で購入したのか認識していないケースがほとんどです。
皆様も、ネットショッピングモールを利用した時は「Amazonで〇〇を買った」「楽天で◯◯を買った」と認識している場合が多いのではないでしょうか。
特にオリジナル商品を扱っていない場合は、商品単位でしか認知されない可能性が高くなります。
店舗の存在を認知してもらうためには、ページデザインや購入後のフォローなど、全てのユーザー接点で統一したブランディングを行う必要があります。
店舗を認識してもらうための1つの手法として、店舗ページに毎日変化をつけるのもいいでしょう。
タイムセールや期間限定キャンペーンなど、毎日何かしらの変化をつけるようにしましょう。
毎日変化があれば、ユーザーに毎日訪問してもらえる可能性が高くなります。毎日来てもらえれば、店舗自体を認識してもらいやすくなるでしょう。
3. できる限り高品質な画像を掲載する
ECで売り上げを伸ばしたいのであれば、画像はこだわりましょう。
スタジオ撮影できるのが理想ですが、そこまではいかなくとも写真撮影には、ある程度投資するべきです。
また、ユーザーに「実際に商品を利用しているイメージ」を想起してもらえるような画像を用意するのも効果的です。
4. ページ内で期待値を盛り過ぎない。商品が届いた時に一番満足度が高まるように設計する
ネットショッピングモールの場合は特に、競合と差別化を測るために店舗ページ上で過剰なアピールをしてしまいがちです。
商品に対する期待を煽り過ぎてしまうと、実際に商品が届いた時、期待値とのギャップが出てしまって満足度が低くなる可能性があります。
商品自体の魅力が100とした時、店舗ページだけで伝えられるのは7割、8割が限界でしょう。
そして、実際に商品が届いた時に手紙やおまけ商品を添えるなど、魅力が120になるような工夫をするとユーザーの満足度向上につながります。
5. 継続購入してもらえるような商品設計・顧客対応を行う
モールに限らず、ECは入り口の商材だけで利益を取りにいくのではなく、継続購入で利益を出すのがセオリーです。
如何にユーザーに継続してもらえるかが成功の鍵なので、継続購入を前提に商品を設計しましょう。
購入いただいたユーザーには、長期的な関係を構築するための配慮をしましょう。
例えば、消耗品の場合は商品を使い終わる頃にメルマガやDMを配信したりなど、ユーザーの状況に合わせたコミュニケーションが重要です。
今から出店するなら、どのショッピングモールを選ぶべき?
いざネットショッピングモールに出店しようと思っても、現在日本国内だけでも無数に存在しているため、どこに出店すればいいかわからない方も少なくはないでしょう。
結論、主要ネットショッピングモール全てに出店した方がいいでしょう。
その分流通経路が増えるからです。
従来は各ネットショッピングモールごとに担当者をおいてそれぞれで受注管理を行うしかなかったので、複数モールに出店する場合はある程度リソースが必要でした。
ただ、今なら複数モールを一括管理できるツールが多数あります。
一括管理ツールを使えばそれほどリソースを割かずに複数モールを運営できます。
とはいえ、ネットショッピングモールごとに特色があります。
各モールごとに戦略は変えるべきでしょう。
今、出店するならスマホ特化型のネットショッピングモール「Wowma!(※2020年5月より「au PAY マーケット」へ改称)」がオススメ
これからECを始める方には、KDDIコマースフォワードが運営するスマホ特化型のネットショッピングモール「Wowma!(※2020年5月より「au PAY マーケット」へ改称)」がオススメです。
【Wowma!(現:au PAY マーケット)がオススメの理由】
・スマートフォンに特化しているため、スマホ経由のユーザーにアプローチしやすい
・まだできたばかりなので他モールに比べて競合が少なく、ユーザーに認知されやすい
・KDDIのグループ会社が運営母体なのでauユーザーへアプローチしやすく、信頼性も問題無し
冒頭で述べたとおり、スマートフォンが普及した今はスマートフォン経由の売り上げ比率が高まっています。
スマートフォン基準で開発された「Wowma!(現:au PAY マーケット)」は、まだ開設して日が浅いので流通額や出店数は他モールに比べると少ないものの、スマートフォンユーザーとの親和性が高いので今後の伸びが期待できます。
KDDIのグループ会社が運営しているので、WALLETポイントなどauの様々なサービスと連携されています。
3,800万人のauユーザーにアプローチしやすい構造になっているので、高い集客力が期待できます。
今なら入会金、月会費が無料で実質固定費はなく、費用は成約手数料のみです。
どのネットショッピングモールから始めようか迷われている方は、まずは「Wowma!(現:au PAY マーケット)」を利用してみてはいかがでしょうか。
【Wowma!連載シリーズ】
1. 3,800万人を抱えるauが総合型ECモール「Wowma!」でeコマースに本格進出!今あえてEC市場に参入する狙いとは?
参考:
※1:統計局ホームページ/家計消費状況調査年報(平成28年)結果の概況
- BtoC
- BtoCとは、Business to Consumerの略で、企業と消費者間の取引のことを言います。
- BtoC
- BtoCとは、Business to Consumerの略で、企業と消費者間の取引のことを言います。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- SEO
- SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!などのサーチエンジン(検索エンジン)で、特定キーワードで検索が実行されたとき、ホームページが表示される順位を上げるためのさまざまな施策のことです。
- キャンペーン
- キャンペーンとは、インターネット上のサイトにおいて、ファン数を増やし、購買行動を促すためにおこなう懸賞キャンペーンなどのマーケティング活動のことです。キャンペーンにはファン数を増やすだけでなく、ファン獲得以上のリアル店舗の来店者数を増やす、資料請求者を増やす、実際の購買を増やすなどの目的があります。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- 3C分析
- 3C分析とは、市場や競合などの外部要因の分析を通じて自社の戦略策定に活かすためのフレームワークのことです。3Cは、市場(customer)、競合(competitor)、自社(company)の3つの要素を表します。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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- メルマガ
- メルマガとは、電子メールにて発信者が、情報を配信する手法の一つで、『メールマガジン』の略です。 一部有料のものもありますが、多くのメルマガは購読も配信も無料で行っています。
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