こんにちは、ライターのナッツこと、永田優介です。2017年は各所で「インスタ映え」「インスタジェニック」といった言葉をよく耳にしますよね。

インスタグラムで "いいね！" が多く集まるような写真が撮れるアイテムやロケーションを「インスタ映えするアイテム」「インスタ映えするロケーション」などと言ったりしますが、インスタグラムでの広告効果を考えると、企業主催のイベントは「インスタ映え」を演出するのは必須でしょう。

そこで今回、ジャンル別のインスタグラムアカウントを分析できる、ferretが提供するインスタグラム分析ツール「ナビスタ」を使い、インスタ映えするイベント装飾アイデアを調べてみました。どういったイベント装飾がインスタグラマーの心を掴んだのか、ぜひチェックしてみましょう！

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インスタグラムで人気を集めるイベント装飾アイデア10選

インスタグラム分析ツール「ナビスタ」では、特定ハッシュタグを特定期間で絞って検索したり、人気順に表示させて調査することが可能です。

今回は2017年6〜9月の期間にしぼり、「#イベント」「#レセプション」などのハッシュタグで検索し、"いいね！"数の多かったイベント投稿から"インスタ映え"な装飾アイデアをまとめてみました。
※いいね！数は記事執筆時の数値です
　　

アイデア01. 女性の心をワシ掴みにする巨大フレーム

こちらは4大ファッションショーの1つ、ニューヨークファッションウィーク2018年秋冬コレクションでの1枚。ティファニーブルーを背景に、香水ボトルを模した巨大フレームになっています。こちらの投稿は1,500以上のいいね！を集めていました。

フォトフレームはイベントにおいて一般的でしたが、その多くはどれも四角いフォトフレーム。こちらのティファニーのように、女性の心をワシ掴みにする「インスタ映え」なフォトフレームは、これからのイベントには必須かもしれませんね。
　　

アイデア02. 浮遊感がたまらない！たくさんのバルーン

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ヨガスタジオのオープニングイベントでの1枚。2,400以上のいいね！数を獲得しています。これまでも結婚式含め、特別なイベントでの演出に使われるバルーン。バルーンならではの浮遊感は、その場を特別な空間へと演出してくれます。

最近は大手ブランドのみならず、大小様々なレセプションパーティーが多くなりました。それはやはり、インスタグラム中心にSNSでの宣伝効果が期待できるからでしょう。ロゴ入りバルーンを用意すれば、たとえ大きな空間でなくてもブランド認知を狙えそうですね。
　　

アイデア03. 思わず手を重ねたくなる壁絵バルーン

こちらはバルーン演出の変化球バージョン。可愛いタッチでバルーンが壁に描かれています。しかも、バルーンの持ち手になる紐の部分に手を重ねることで、バルーンを持っている風の1枚に。1,000近い、いいね！数を獲得していました。

壁絵も、このようなユーザーが思わずアクションを起こしたくなるひねりを加えてあげると、「写真に収めたい！」という気持ちが湧いてきますね。また手に持っているのは、今年話題になった電球ソーダ。こうした細かいアイテムも、インスタ映えを演出しています。
　　

アイデア04. アーティストとコラボしたイラストボード

こちらはEDMフェス「ULTRA JAPAN」にて協賛企業であるオニツカタイガーのブースに設置されたアートボード。イベントでのパネル設置は一般的かもしれませんが、ただのパネルではなく、このようなアーティストとコラボしたアートボードは、参加者にとっても思わず背景に1枚撮りたくなる作品になっています。

こちらのインスタグラム投稿も約3,000ものいいね！を獲得。さらには "こじはる" こと小嶋陽菜さんや、アンジャッシュ渡部さんなどもこちらのアートボードの前で写真を撮られており、その注目度合いがうかがえますね。
　　

アイデア05. 大人な雰囲気のネオンサイン

続いては、カルティエのパーティーイベントでの1枚。1,400以上のいいね！数を集めていました。ピンク色のネオンサインが、大人な空間を演出していますね。投稿に対するコメントでも「オシャレ！」といった声が多く集まっています。

「#パンテールトーキョー」のハッシュタグを見てみると、多くの方がこちらのネオンサインを写真に収めている様子がうかがえます。なかなか単発のイベントでネオンサインを制作するのは大変かもしれませんが、お酒を提供するイベントでネオンサインがあれば来場者は盛り上がること間違いなしです。
　　

アイデア06. 可愛さバツグン！ポップなネオンサイン

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こちらはアメリカで開催されたYoutubeのレセプションイベントでの、人気Youtuberチカさんの投稿です。6,000以上ものいいね！数を集めていました。Youtubeのロゴにサボテン、犬などがすべてネオンサインになっています。チカさんも思わず「可愛すぎ！」「部屋に欲しい」とコメントしています。

イベントマーケティングが日本よりも先を行っているアメリカだからこそ、こうしたアイテムの重要性を理解しているのでしょう。投稿に対するコメントでも「さすがアメリカ！」といった声があがっていました。
　　

アイデア07. インスタ映えアイスクリーム

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腕時計「MISS VOLARE」の新作イベントにての1枚。1,000以上のいいね！数を獲得しています。パッと目に入ってくる黄色のアイスがインスタ映えを演出。アイスを持って写真を撮ることで、いやらしくなく腕時計というアイテムも見せていますね。

こうした新作発表などのイベントでは、手に持つだけでインスタ映えするフードがマストかもしれません。片手で持てる、というのも大事なポイントですね！
　　

アイデア08. 思わず手に取ってしまうフォトプロップス

結婚式などでも定番アイテム、それがフォトプロップス。比較的低予算で制作可能なこともあり、イベントには必ず用意したいアイテムですね。「#palladium70」のハッシュタグを見ると、参加者の皆さんがフォトプロップスを持って写真を撮っているのがうかがえます。

背景が東京の街並みになっており、飛行機や雲の形をしたフォトプロップスと相性バツグンです。ちなみにフォトプロップスには、ハッシュタグをプリントするのもポイントですよ。
　　

アイデア09. 認知度アップ！商品型フォトプロップス

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続いてもフォトプロップスを使ったアイデア。2,000以上のいいね！を集めているこちらの投稿は、桃のリキュール「ピーチツリー」のブースでの1枚。リキュールのボトルがそのままフォトプロップスになっており、ダイレクトに商品パッケージを訴求できます。

インスタ映えする商品パッケージであれば、このように商品パッケージをそのままフォトプロップスにしてしまうのも手ですね。
　　

アイデア10. マッチョなお兄さん

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プレスルーム「CHEST OMOTESANDO」のレセプションイベントでの1枚。 "Chest"（胸）にかけてでしょうか、マッチョなお兄さんが鍛え上げられた胸筋を披露しています。さらに、その胸にはハッシュタグも書かれており、さすがインスタ時代！と言わざるをえない演出ですね。

「#chestomotesando」のハッシュタグを見ると、美人な女性の皆さんがマッチョなお兄さんと写真を撮っている様子がうかがえます。フォトジェニックなアイテムだけではなく、フォトジェニック？なマッチョなお兄さんもインスタ映えな演出に大活躍のようです。