【2017年最新版】AIによる配色選びも!誰でもクールな配色が作れるカラーパレットサービス7選
配色理論を知らないと、どのようなカラーパレットでプロダクトをデザインすればいいかわからなくなってしまうことがあります。しかし、便利なカラーパレットサービスが次々にリリースされている昨今、そうした心配も必要なさそうです。
2017年全体の傾向として、単純なカラーピッカーではなく、機械学習やニューラルネットワークによる処理を用いたカラーピッカーが目立っています。一方で、人間業で直感的に配色を選ぶツールも登場しています。
今回は、誰でもクールな配色が作れるカラーパレットサービス7選をご紹介します。
どれも配色を選ぶという点では同じですが、それぞれに使い勝手が異なるので、まずはそれぞれのツールを使いながら比較検討してみるといいでしょう。
誰でもクールな配色が作れるカラーパレットサービス7選
1. Colordot
Colordotは、直感的でシンプルなカラースキームビルダーです。
カラーパレットサービスには組み合わせがすでに提案されているものもありますが、このサービスの特徴は、ずばり*「自分で色を選ぶこと」*です。当たり前に感じるかもしれませんが、自分で直感的に選んだ色を組み合わせることを容易にするインターフェイスを採用しています。
万が一色が気に入らなければ、消したり、彩度や明度などを調整したりすることも可能です。
2. colourcode
colourcodeも、感覚としてはNo.1のColordotに類似しています。
しかし、こちらの方が若干高性能で、色をPNG画像やSass・LESSファイルとして保存したり、補色やモノクロなど様々な色の変換モードがあります。配色が決まったら、クリックをすることで色をロックすることができます。各色のカラーコードをテキストファイルとしてダウンロードすることも可能です。
3. Coolors
Coolorsは、5色の色の組み合わせを作成することができるカラーパレットです。ほかのカラーパレットツールにはない機能として、簡単にパレットをドラッグ&ドロップして色を入れ替える機能や写真からカラーパレットを作成する機能です。
特に、写真からカラーパレットを作成する機能はとても優秀で、気に入った写真をドラッグ&ドロップでアップロードすれば、自動的にカラーパレットをピックアップしてくれます。その他、色盲の方にどのように見えるかを検証する機能や、色調や彩度を一括で変更する機能などがあります。
ほかの方が作ったカラーパレットも閲覧できるので便利です。
4. Khroma
Khromaは、AIによって好みをパーソナライズしてくれるカラーピッカーツールです。
まず初めに、50の色を選び、ニューラルネットワークに好きな色とそうでない色を憶えさせます。その後、KhromaのAIアルゴリズムが無数のカラーパレットを作成してくれます。
最初に50色を選ぶのは意外と時間がかかりますが、その後アルゴリズムが提案してくれた配色は、確かに自分にとって心地いい色になっています。「自分のための色」を選ぶという点では、使ってみて損はありません。
5. Colormind
Colormindは、「カラー・クオンタイゼーション」(Color Quantization)と呼ばれるディープラーニング技術を用いたAIによるカラーパレット作成ツールです。
Colormindでは、カラー・クオンタイゼーション技術を活用し、写真や動画の色を分析してカラーパレットを作成し、学習することが可能です。
クオンタイジングを使って抽出した色をランダムに並び替え、「"よい"パレット」のふるいにかけて分類を行うことで、人間にとって「イケてる」カラーパレットを選ぶことができます。
Colormindには、Bootstrapのテンプレートを使って色味を確認することができるWebsite Colors、Bootstrapを使ったダッシュボードで色味を確認することができるPaper Dashboard、マテリアルデザインを使ったMaterial Dashboardがあります。
中でも、カラー・クオンタイゼーション技術を使ったImage Upload機能は、人間味のある配色を自動で生成してくれるので、試す価値は大いにありそうです。
6. HUE / 360
HUE / 360は、色彩環から配色を選ぶという点でこれまでにない独特なカラーピッカーです。確かに、色彩環にすることで、より直感的な配色選びが行えるようになります。
ユニークな点としては1色目を選んだ時点で、その色に色彩論理学上似つかわしくない色を除外してくれるところです。そのため、組み合わせの悪い色は選ぶことができないようになっています。また、隠れ機能ですが、SHIFTキーを押しながら配色を選ぶことで、背景色を選択することができます。
7. Material Design Color Tool
Material Design Color Toolは、Googleが提供している、マテリアルデザインにぴったりな配色を見つけるためのツールです。
マテリアルデザインのためのカラーパレットなのでシンプルで違和感なく配色を選ぶことができ、実際にAndroidアプリを作成する時には見た目が直接イメージしやすくなっています。
6つの画面をシミュレーションできるのも便利なところです。アクセシビリティのチェックを確認することもできます。
まとめ
カラーピッカーは昔から存在する定番のWebサービスではありますが、2017年のトレンドとしては、AIが配色を選んだり、機械学習やニューラルネットワークを用いた配色選びが登場しました。2018年には、こうした傾向がますます広がりそうです。
しかし、AIが配色を選んでくれるのとは裏腹に、自分の直感を信じて配色を選びたい方もいるでしょう。
ぜひ、自分のニーズに合わせてこうした配色ツールを組み合わせて使用してみるといいでしょう。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- Android
- Android OSとはスマートフォン用に開発された基本ソフト(OS)の一種です。米国Google社が中心となり開発されました。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
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