ヤフーは、Yahoo!コンテンツディスカバリーを導入する媒体社や、広告枠の販売を請け負う広告代理店に対して、サービス終了を通達し始めました。2019年9月30日で、サービスを終了し、広告配信を停止する予定であると発表しています。

参考:
Yahoo!コンテンツディスカバリー|あなたのコンテンツを最適なユーザーへ

Yahoo!コンテンツディスカバリーとは

Yahoo!コンテンツディスカバリーは、レコメンドウィジェット型の広告サービスです。ヤフーの運営する「Yahoo!ニュース」を始めとする自社媒体や、導入する媒体社のサイトの記事ページ内に、関連性の高い記事の一覧を表示し、その枠の一部に広告を掲載して、広告主のサイトへと集客するサービスでした。

Yahoo!ニュースをはじめとする様々なメディアの記事を読み終えたタイミングで、ユーザー広告を配信することが可能であり、レコメンドウィジェット型広告事業の米タブーラと業務提携を結び、サービスを提供してきました。朝日新聞出版の「AERA dot.」や、集英社のスポーツメディア「スポルティーバ」なども導入してきたサービスです。

Yahoo!コンテンツディスカバリーのメリット

Yahoo!コンテンツディスカバリーは、他のネットワークと比較して枠に対する競争率が低いため、低単価広告を配信できるサービスです。また、検索広告ディスプレイ広告では配信できないタイミングで、ユーザーにアプローチできるため、新規ユーザーの獲得につながるとともに、認知・興味・検討段階の様々な段階にいるユーザーにアプローチできるため、中長期的に見たときに自社の顧客となり得るユーザー広告を配信できていました。

今後の配信停止スケジュール

今後は以下のような解約と配信停止の手続きを進めていくとしています。

6月中旬頃 解約通知書の発送開始予定
9月2日 コンテンツ修正相談受付終了
9月6日 コンテンツ修正相談の結果問合せ終了
9月13日 入稿時審査受付終了・タグ発行・掲載面ブロック等の配信設定業務受付終了
9月20日 入稿時審査の問合せ終了
9月30日 Yahoo!コンテンツディスカバリー 配信停止(順次)
11月29日まで Yahoo!コンテンツディスカバリー 管理ツール等の最終停止(順次)

コンテンツの配信は、キャンペーン・アイテムのON/OFFや配信期間にかかわらず9月30日をもって全て停止されます。9月30日までは配信されますが、9月30日内に順次停止が開始され、10月1日以降はすべての配信が停止されます。

また、自社サイトにコンテンツを表示しているパブリッシャーは、10月1日までに、掲載面へのリコメンドウィジェットタグを外す必要があると発表しています。

新しい体制と施策に注目

先日行われたYahoo! JAPAN MARKETING SUMMIT 2019でも赤星 大偉 メディアカンパニーマーケティングソリューションズ統括本部長からマーケティングに対する姿勢と組織を刷新していくとの言葉がありました。Yahoo!コンテンツディスカバリーは終了しますが、これに代わるサービスが発表されるでしょう。コンテンツマーケティングの移り変わりは早いので、これからのYahoo!の動きに注目が必要です。