広告やブランディングで、自社のサービスや商品の魅力を伝えるために必要となるのがメッセージです。商品の魅力をダイレクトに言語化するのは分かりやすいですが、顕在化していない商品の魅力を伝えることで、新しい顧客層を広げるきっかけにもなります。

この新しい魅力を発見するのに有効なのがネガティブだったりマイナスに感じる点をポジティブに表現することです。一見ネガティブに見える一面も、視点を変えることでポジティブな印象を与えることができ、サービスの新しい魅力に気づくことができます。

視点を変える表現例

ネガティブな印象をポジティブに変換する表現例をいくつかご紹介します。
これを参考に普段の生活にあるモノや自社サービスもいつもと違う目線で見てみると、意外な魅力が見えてくるかもしれません。

家電製品

飾り気のないデザイン⇒どんな家にも馴染む、インテリアを邪魔しない
機能が少ない⇒シンプル、わずらわしさのない
機能が多すぎる⇒カスタマイズ性がある、自分好みの機能が見つかる

住宅

狭小住宅⇒コンパクト、狭い土地でも建てられる、手が届く
中古物件⇒渋い、趣のある、懐かしい

食品

値段が高い⇒高級、高品質、こだわり派
少量⇒おひとり様向け、使い切り
ありきたりなお惣菜⇒みんなが大好き、定番

ファッション

サイズが小さい⇒体にフィットする、伸縮性がある
季節外れ⇒先取り
派手⇒他人と被らない、オリジナルの、個性的な

物事をリフレーミングしてみる

物事を見る視点を変えることを「リフレーミング」と言います。コップに入った水を見て半分しか入っていないと見るか半分も入っていると見るかで、コップそのもののイメージも変わりますし、感じ取っている自分の感情にも影響を与えます。

リフレーミングの方法はさまざまありますが、「〇〇ということは××」「〇〇だけど××」「もし〇〇なら××」のような言いかえをしながらコツをつかんでみましょう。

例えば狭小住宅の場合、「狭いということは、少ない予算でも建てられる」「狭いけれど、すべての生活動線が近い」といった視点の切り替えができます。

リフレーミングはさまざまな場面で役に立つ!

上記の表現例はあくまで事例の一つ。同じ商材でも色や形、販売時期やターゲットによっても異なる表現になります。商品やサービスの魅力を発見しメッセージを考える際も、リフレーミングしていろんな視点から見てみましょう。

また、リフレーミングはもともと心理療法や学校などの学びの場でも活用されています。

落ち込んだとき、自分に自信が持てないとき、人間関係でつまづいたときにもこれらの視点の切り替えが有効になる場合もあります。行き詰ったり視点が凝り固まっていると感じた際に使ってみるのも良いですよ。