エシカルデザインとは

エシカルデザインとは「倫理的」というコンセプトを持つデザインです。エシカルデザインにより作られた製品は、社会や地球環境などに貢献するものであり、エシカル消費をマインドに持つ消費者に支持されるでしょう。

6)オーガニック製品を使う

「身体に優しいから」という理由でオーガニック製品を利用している人は多いでしょう。オーガニック製品は本人の使用感だけがメリットではなく、地球環境にも貢献しています。
たとえばオーガニックシャンプーで頭を洗う、オーガニック洗剤で洗濯をするなどすれば、生活排水は自然由来に近いものになります。本人は好きという理由だけでオーガニックを使っているとしても、それもまた立派なエシカル消費なのです。

7)エコカーを利用する

ガス排出量の少ないエコカーを利用することも、もちろん環境汚染に配慮しているという点でエシカル消費になります。近年はメーカー側もガス排出量が少なく、燃費の良い車を作るのが主流になので、自動車産業全体がエシカルの流れになってきているともいえます。

エシカルデザインの事例

エシカルデザインの事例をご紹介します。

1)SCOOデザイン

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画像引用:SCOOデザイン

オーガニックコットンを使った製品のOEMメーカーである株式会社フェアトレードコットンイニシアティブが提供する「SCOOデザイン」は、エシカルデザインを自分で作り上げられるサービスです。国際認証を取得したフェアトレード&オーガニックにデザインを施したオリジナルグッズを手に入れられます。エシカルな消費者の心に響くサービスです。

2)Sheソープ

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画像引用:She with Shapla Neer

バングラデシュとネパールで、過酷な生活をしている女性たちに焦点を当てたフェアトレードプロジェクト「She with Shapla Neer」のもと作られているアーユルヴェーダソープです。Sheソープは、彼女たちの支援にもつながるエシカルデザインプロダクトと言えるでしょう。

3)TSUTAFU(ツタウ)

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画像引用:TSUTAFU

株式会社山櫻がTSUTAFU(ツタウ)で提供する名刺作成サービスは、エシカルデザインを選択できるユニークなものです。アフリカの貧困層の雇用と人々の自立の支援につながるバナナペーパーや、東北の復興支援に役立つ東北コットンなど、名刺に使う原料を通じて貢献できます。単にエシカルな素材を選ぶだけではなく、素材のデザイン性がオリジナリティを感じさせるエシカルデザインの魅力が溢れています。