サイカが、2019年から2020年にかけての企業のテレビCMへの投資状況の変化と、その背景にあるテレビCMに対する評価について、テレビCM出稿に携わる広告宣伝担当者に調査を行い、結果をまとめた。

テレビCMに対する投資割合の変化

57%がテレビCMへの投資を増加

ferret_xica_1.png出典:株式会社サイカ

2018年と2019年を比較したところ、「割合が増加した(57.0%)」が過半数となり、「割合が減少した(8.4%)」は1割に満たない結果となった。2019年と2020年を比較したところ、テレビCMへの投資割合見込みについては「割合が増加する見込み(46.7%)」との回答が4割以上を占めた。

他の広告媒体に対するテレビCMの優位性

テレビCMの優位性は「消費者からの信頼」

ferret_xica_2.png出典:株式会社サイカ

テレビCMの優位性については「消費者から信頼されている媒体である点(70.1%)」が約7割で首位に。次いで「消費者が感じるブランド価値が向上しやすい媒体である点(66.4%)」「消費者の印象に残りやすい媒体である点(48.6%)」という結果となった。

テレビCMに期待する効果

テレビCMへの期待は「製品の認知向上」と「製品の購買促進」

ferret_xica_3.png出典:株式会社サイカ

テレビCMに期待する効果として「製品・サービスの認知向上(48.6%)」と「製品・サービスの購買促進(44.9%)」が二分した。

プレスリリース→テレビCMを出稿する企業の広告宣伝担当者100人に聞いた テレビCMに対する価値評価 2019年版

調査概要
調査対象期間	2019年12月
調査方法	Webアンケート調査
調査対象	以下の条件を満たす107人の広告宣伝担当者
      テレビCMとインターネット広告を並行して出稿している企業の勤務者
     その企業にて、テレビCMの出稿業務、ならびに出稿したテレビCMの効果測定業務に現在従事している者