5Gの商用サービスを一足先にお披露目!DOCOMO Open House 2020レポート
4Gに次ぐ、第5世代の通信システムである5G。スマートフォンをはじめとする通信サービスを提供するNTTドコモは2020年のサービス提供開始をめざして、サービスの研究開発に取り組んでいます。
そんな中、NTTドコモは2020年1月、5Gサービスの展示会「DOCOMO Open House 2020」を開催しました。
今回はこのイベントで展示されたサービスの一部を紹介します。
5Gの特徴を活かしたサービス
低遅延×多数端末接続
5Gの特徴の1つが高速通信です。高速でより多くの情報をやりとりできるようになるため、Web会議や中継などのリアルタイム性が求められるサービスが、ほぼ遅延なく動作するようになります。
また、5Gでは同時に多数の端末との通信も可能となるため、スポーツ中継のような、多くのユーザーが同時に利用するような場面でも、スムーズな動画配信が可能となります。
会場では、4G通信と5G通信で映像を中継配信した際の画面が展示されていました。
上が5Gで下が4Gの中継映像。4Gはわずかに遅延が生じている
5Gの提供が開始されれば、Web会議やスポーツの中継などのリアルタイムでの動画サービスや、遠隔操作での手術など、距離を理由に不可能されていたことが可能となっていくでしょう。
低遅延×大容量通信
低遅延かつ大容量の通信が可能となるという5Gの特徴を活かすと、以下のようなサービスも登場します。
これは、オムロンが開発した、卓球コーチのロボットです。カメラとセンサーでボールと選手の動きを認識し、返球だけでなくその動きを解析し、よりプレイヤーが上達するためのアドバイスまでを行います。
このような人と機械がこれまで以上に一緒に何かをすることも今後増えていくでしょう。
マーケティング活動をさらに便利にするサービス
このように5Gは我々の身の回りのサービスをより便利にします。
では、マーケティングという観点ではどのような変化が起きるのでしょうか。ここからは、マーケティング活動に影響するような商用サービスをお伝えします。
AIのチャットボット
5Gによってより多くの情報通信が可能となることで、チャットボットもこれまで以上に精度の高い会話が可能となります。
特にAIを活用したチャットボットはさらに利便性が向上し、選択肢での会話だけでなく人間との会話のようなやりとりが可能となります。
会場では、株式会社空色の提供するAIチャットボット「OK SKY」が展示されていました。
例えばアパレルサイトなどでは「明日のデートに着ていく服がほしい」など、より細やかなニーズを満たす提案をチャットボットが返答するようになります。
このようなオンラインでの1to1のコミュニケーションは、さらにユーザーにとって使いやすくなり、企業のマーケティングを加速させるものとなるでしょう。
動画内の気になった商品をその場で確認
5Gが普及すると、今よりもさらに動画メディアの活用が広まるでしょう。
そんな動画コンテンツも今以上に便利な利用が可能となるサービスが登場しています。
パロニム株式会社のサービス「TIG」は動画内のコンテンツにタップすると、その商品やサービスの詳細な情報を表示できるサービスです。
ファッションやコスメだけでなく、観光地の紹介動画などでも効果的に利用できるため、さまざまなジャンルの動画で活用できるとともに、検索を必要としない情報収集の新たな形となりそうです。
服の合成
5Gは通信できる情報量が多くなるため、これまでは処理しきれなかったような大規模の情報処理も可能となります。
株式会社データグリッドはDOCOMOと協業でAIを用いた画像合成サービスを開発しています。
今回の展示会では、アパレルECサイトなどでの利用を想定した、服と人間の写真の合成の様子が紹介されていました。
商品の画像1つでECの購入率は大きく変わるものです。より自分の着用した姿がイメージできるこのようなサービスは、消費者の意思決定を大きく変える有効なマーケティング施策の1つとなるでしょう。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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