精度の高いマーケティングを実現するには、いかに効率よく必要なデータを把握できるかが重要です。マーケティング担当者にとって、社内のあらゆるところに存在するデータを集約するのは、分析以上に時間がかかる作業だと実感している人も多いでしょう。このような場合は、BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)が有効です。数あるBIツールの中でもDomoは、使いやすさに定評があり、BI初心者にとって最適と言えるでしょう。

この記事をご覧いただければ、Domoを使うと何ができるようになるのか、どのような使い方をするのか基本的なことを理解できます。Domoは、無料トライアルが可能なBIツールですので、この機会に試してみてください。

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画像引用:Domoオフィシャルホームページ

Domoとは

Domoとは、自社が保有する様々なマーケティングデータをリアルタイムで一箇所に集約することで、迅速な意思決定が可能になるビジネス管理プラットフォームです。多岐に渡るデータを取り扱いつつも、優れたビジュアルやインターフェースにより、抜群の使いやすさを誇ります。また、データを全社員と円滑に共有できれば、社内の一部の人だけが把握できなかった情報も社内全体の有効な資産として活用できるのです。レポート機能により膨大なデータの解析に時間をかけることがなく、あくまでも判断に注力できるのが醍醐味でしょう。そして、迅速な意思決定に欠かせない閲覧環境の最適化もできています。高機能なモバイルアプリにより実現するモバイルファースト仕様であるため、外出中でも十分なデータチェックが可能です。

単に効率的なデータソリューションができるだけではなく、サーバーメンテナンスが不要なクラウド型であることや、問題発生時にはすぐに通知を行うアラート、データへのアクセス制御など、全社の情報集約を支えるにふさわしいシステムと言えます。そのため、政府・公共機関のほか、金融業界や製薬業界、ハイテク業界など特にセキュリティが厳しい分野で利用されているのです。欧米やアジア、オセアニアなど幅広い地域の大企業から支持を得ているのは、セキュリティ・コンプライアンス・プライバシー保護のすべてを強固に満たしている証とも言えるでしょう

Domoでできること

Domoを導入すれば、たくさんの機能が搭載されていることに驚くでしょう。ここでは、Domoにより可能になる代表的なことを紹介します。

どこで利用しているデータでも接続できる

データがどこに保存されていても、一箇所に集約することができます。システムを接続するハブのような存在です。データが自動的に更新され最新の状態を保っているので、情報量が多いためにアップデートが追いつかないといった事態が起こりません。1,000種類以上のプラグアンドプレイコネクター、数百種類のデータ接続が起動するので、ストレスを感じずスムーズに利用できます。

リアルタイムのデータを必要なときに確認できる

ライブキャッシュによる一時的なデータ保管によりリアルタイムでデータを提供します。高速クエリエンジンを搭載しているため、待ち時間を気にすることなくデータを把握し、迅速な判断が可能です。知りたいことがあっても、回答を得るまでの時間が短いことは必須でしょう。

簡単な操作でデータを変換できる

ドラッグ&ドロップといった感覚的な操作で、ユーザーインターフェースのカスタマイズや、複雑なSQLまで利用できます。SQLの専門知識がなくても、処理の配列を自由に設計し、データの結合やクレンジングなどが可能です。もしSQLに精通している人が利用するなら、スクリプトを修正することも可能です。

すべてのユーザーがデータを可視化できる

ソースデータを簡単な操作でチャートやグラフにできます。Domoの醍醐味とも言える部分です。もちろんデータはリアルタイムで更新されるので、常に最新のデータを使ってレポートが作られます。データの表示をカスタマイズし、使いやすい形態にできるので、システムに自分が合わせるのではなく、自分にシステムを合わせられる感覚です。

データを自由に共有できる

データを有効に使いこなすには、ユーザー間での共有をいかにスムーズにするかが重要です。リアルタイムでデータを共有できるだけではなく、チームのチャットグループを作ったり、メンバーそれぞれに必要なタスクを設定することができます。データを活かした具体的なアクションにまでつなげられるのです。重要なデータはアラートにより確認漏れなく、利用できるので安心できます。

AIによる優れたインサイトを獲得できる

データから気づきを見つけるのは分析をする人のスキルに左右されます。Domoを使うと、テキストBotにより自然言語クエリから回答を得ることや、モジュールによる外れ値の検出、分布、相関関係などのデータ解析結果を迅速に獲得できます。

業界に最適化したAppを利用できる

Appは、特定の業界や目的に特化したインサイトを得るためにページやカードの機能を使えるツールです。Domoは、世界中のパートナーや開発者がAppを開発できるオープンプラットフォームですので、多くのAppが活用できます。自分でAppを作成して利用することも可能ですし、他の人に公開することもできます。

Domoの使い方

Domoの使い方の中で代表的な部分をピックアップして解説します。使い方をご覧いただくと、何ができるのかが具体的になるでしょう。実際の業務でどのように使えそうかイメージしてみてください。

データの可視化とカードの作成

Domoを使う上で、まず理解しなければいけないのがカード機能です。カードは、データ分析の箱のようなイメージです。自分にとって必要なデータ分析をカードという形でダッシュボードに並べることができます。つまり、ログインすると、ダッシュボードには自分にとってチェックするべきデータが用意されているという状態なのです。

カードを作るには、社内にあるデータをDomoに登録する必要があります。データの登録はとても簡単です。ヘッダーメニューの「+ボタン」から「データ」を選び、「可視化」を選択します。エクセルファイルなら「スプレッドシートのアップロード」を選択してから、ファイルをドラッグ&ドロップして追加します。登録したデータはDataSetとして蓄積されます。

DataSetを可視化するには、Analayzerという機能を使います。ヘッダーメニューの「その他」から「Analayzer」を選択すれば、一覧画面から使用するDataSetを決定できます。エクセルデータなど必要な表分析などのために列や行を指定しますが、ガイドツアーを使って作業を進められるのでスムーズです。こうやって可視化したデータがカードになります。

ページの作り方

カードを理解したら、次にページについて理解しましょう。Domoのページは、様々なテーマを掲げて作成でき、そこにカードを表示できるのです。例えば、「プロジェクトA」というページを作成し、関係するカードのみを集めておくことができます。テーマに関連するカードだけを集約したページとしてチェックできるため、一目で共有するべき情報の動きを把握することが可能です。

ページの作り方は、ヘッダーメニューの「+ボタン」から「カード」を選び、ページを追加するだけです。その際、自分の好きな名前をつけられます。ページには、サブページをディレクトリのように設置できるので、ページの規模が大きい場合にも使いやすいでしょう。

作ったページは、ページ右上にある「+ボタン」からカードを追加することや、その右側のボタンで他のユーザーシェアして情報共有を円滑にできます。工具マークのボタンからページをお気に入りに追加するなど、限られたメニューの中で細かな設定ができる仕様です。

チャットの使用方法

情報共有を活かしたコミュニケーションツールとしてBUZZがあります。BUZZはチャット機能のことであり、個人対個人でも、グループでも気軽に利用できます。ヘッダーメニューにある「BUZZ」をクリックすると、チャット画面が表示されます。BUZZにチームを招待して、チームメンバーとのチャットを開始できます。メンバーにカードやページを伝えることも手軽にできるのです。

また、特定のDataSetのチャットや、新しいアクティビティを示すチャットを見つけられます。自らが新しいチャットをつくり、コミュニケーションを開始することも可能です。BUZZのメニューは特にシンプルであり、検索、お気に入り、各種チャットが主な表示です。検索枠の下にあるディスカバーはユニークであり、組織内で話題になっていることをすぐに確認できます。

アラートの作り方

情報のチェック漏れを防ぐためにアラートも役立つ機能であり、よく利用するでしょう。ヘッダーメニューの「アラート」をクリックすると、アラート管理が画面を表示できます。

アラートは、DataSetやカードに設定しておくことが可能です。例えば、ダッシュボードにあるカードの右上の工具マーク「カードオプションを設定」から「アラートを設定」を選択されば、カードのアラートを設定できる画面が表示されます。アラートの起動条件や通知先、メッセージを登録すれば先ほどのアラート管理画面に表示します。メールやSMS、プッシュ通知、電話など様々な方法で変化を知らせてくれる便利な機能です。

どんどんカードを作ることからスタート

Domoを使いこなすためには、色々なデータを追加し、カードを作ってみることが大切です。そして、チームで共有しましょう。シンプルにこの二つのことを深めるだけで、実に使い勝手のよいツールとして仕事をサポートしてくれるのです。小さな組織でも十分な情報共有が可能ですが、規模の大きい企業こそ使い勝手のよさを強く実感できると思います。自社での利用を想定しながら、無償トライアルでその利便性の高さを確認してみてください。