<7つの巣ごもり消費者タイプ別>今後の需要に応える商品・サービスは?
外出自粛が長引き、巣ごもり消費が増えるなか、具体的にどんな商品やサービスの需要が増しているのでしょうか。株式会社エヌケービーが2020年に行った巣ごもり消費者に関する調査によると、巣ごもり消費の需要は、以下7つに分類できると報告しています。
おうち時間充実型
エクササイズでストレス発散型
趣味に没頭エンジョイ型
趣味と実益を兼ねた手作り型
自己投資・スキルアップ型
自分見つめなおし型
癒し・リラックス型
引用:【新型コロナ感染防止の外出自粛で「巣ごもり消費」意識調査】食や娯楽サービス初利用、運動不足解消、自己投資など 7つのタイプ別消費~ 傾向を組み合わせて消費、軽率購入の後悔も ~
記事では、上記7つの巣ごもり消費タイプ別に需要に応える商品・サービスを紹介します。
おうち時間充実型
「おうち時間充実型」は、自宅で過ごす時間をより良いものにしたいという消費タイプ。例えば、自宅での食事やおやつを贅沢にしてくれるもの、余暇の時間をより楽しくしてくれるモノ・コトに需要があります。フードデリバリーやテイクアウトアプリ、動画のサブスクリプション、お取り寄せグルメなどのサービスの需要が伸びています。
PostCoffee
出典:PostCoffee
最近では、自宅でコーヒーや紅茶を楽しむ人向けに、さまざまな商品が定期的に届く、カフェ関連のサブスクリプション型のサービスが拡大しています。「PostCoffee」では、AIによるコーヒー診断で、約15万通りのなかから3種類のコーヒーと、飲み方に合わせてフィルター・シュガー・ミルクもセットが月に1度届きます。今までのようにカフェ巡りができない自粛中でも、自宅でカフェ巡りができると人気のようです。
参考:PostCoffee
エクササイズでストレス発散型
「エクササイズでストレス発散型」は、体を動かす機会が減ることによるストレスや健康への不安を解消したいという消費タイプ。単純に体を動かしたり、スポーツをしたりして得られる気持ちの良さを自宅で手軽に得られるようなサービスが人気です。
LEAN BODY
「LEAN BODY」をはじめとするオンラインフィットネスは、1人自宅でフィットネスやダイエットに取り組んでも長続きしなかったり、思うような結果が出なかったりする人に喜ばれるサービス。オンライン上でプロのトレーナーとトレーニングができるので、自粛が長引いて健康への不安を感じる方のニーズを満たしてくれるでしょう。
参考:LEAN BODY
趣味に没頭エンジョイ型
普段からしている趣味をより楽しみたいというのが、「趣味に没頭エンジョイ型」の需要です。外出自粛が続き、小説やマンガを自宅でゆっくり楽しめる電子書籍のサブスクリプションサービスや、ゲーム周辺機器やソーシャルゲームなど家族同士でコミュニケーションを取りながら楽しめるものの消費も増えつつあります。
あつまれ どうぶつの森
出典:あつまれ どうぶつの森
発売から6週間で販売本数1341万本となり、Nintendo Switch向けソフトウェアでは過去最大の販売本数を記録しました。これらの売上を後押しした要因は、新型コロナウイルスの流行による巣ごもり消費だと考えられています。無人島での新生活を始められる「あつまれ どうぶつの森」は、思うように外出ができない状況下のニーズを満たしてくれるゲームと言えるでしょう。
参考: あつまれ どうぶつの森
趣味と実益を兼ねた手作り型
ハンドメイドや普段よりも手の込んだ料理を作ってみたり、手間をかけるのが「趣味と実益を兼ねた手作り型」の消費タイプ。それに伴い、手芸用品やスパイスなどの需要が増加しているようです。また、自ら製作したものをminneやBASEなどのCtoCのプラットフォームで販売しながら活動する人も。
note
「note」は、文章やイラスト、写真、音楽などの自分の作品を投稿できるプラットフォームです。また、自分の作品はnote上で規定内の好きな価格で販売できたり、読者は「クリエイターサポート機能」を使って100円から10,000円までの金額を支払い、クリエイターを応援できます。このような従来のブログサービスとは異なる特徴があるため、近年利用者が急増中のサービスです。
参考:note
自己投資・スキルアップ型
自分を磨いて今後をより良くするために、自己投資やスキルアップに努めたいという人もいます。労働環境と社会構造などの変化に対する不安を解消したり、マスターしたいと思っていたことを効率的に学べる商品のニーズは今後も高まるでしょう。
JMOOC
出典:JMOOC
「JMOOC」は、自宅で時間を選ばずにプロの講座を受講できるオンライン講座。大学の講座を無料で学べることが、大きな特徴です。外出自粛によりできたプライベートの時間を、自己研鑽に充ててこれまでできなかった学び直しを行う人が増えています。
参考:JMOOC
自分見つめなおし型
自宅にいる時間を利用して、自分の生活を見つめ直すのが「自分見つめなおし型」。部屋の片付けや断捨離などを行い気分転換を図ることで、巣ごもりという慣れない環境によるストレスを解消する効果があるようです。
メルカリ
出典:メルカリ
「メルカリ」は、日本国内の利用者数は月間1,350万人を超えており、今やフリマアプリの定番サービス。日々忙しく、家の中の片付けが疎かになっていた人も、今回の自粛を機に、まずは身の回りのものから整理整頓を始める人が多いようです。メルカリでは、扱うジャンルも多いため、断捨離時の利用に向いたサービスと言えるでしょう。
※利用者数は、2019年9月時点
参考:フリマアプリ「メルカリ」、累計取引件数5億件を突破 〜捨てられていた不要品に新たな価値を〜
癒し・リラックス型
自宅で過ごす時間を癒しやリラックスにあてたいという需要が「癒し・リラックス型」。家庭菜園やペットを飼う、アロマ、マッサージチェアなど、癒し効果が期待できる商品の消費が増えています。
PETOKOTO FOODS
ペット需要に関連したサービスとして、近年ペットフードのサブスクリプションサービスが増えています。「PETOKOTO FOODS」から届くペットフードは、旬の国産肉や野菜をふんだんに使用した栄養バランスのとれた総合栄養食。カスタム診断でペットにぴったりのフードプランを組んでくれます。動物栄養学博士開発のAAFCO栄養基準を満たしたレシピが届く点も魅力でしょう。
今後も巣ごもり消費の変化に注目
自粛が長引き、巣ごもり消費にもタイプが存在し分類できることがわかりました。日々状況が変わるなか、これからの巣ごもり消費の形も少しずつ変化していくことが予想されます。今後も消費の動向に注目していく必要がありそうです。
次世代の消費行動とは
【2020年版】インスタ消費に巣ごもり消費… アフターコロナ時代に注目の消費行動
時代の変化に合わせて生まれた消費トレンドをいち早く察知して、現場での販売戦略や広報活動に活かすことはマーケターにとって必須です。2019年であれば「プレ増税消費」「サブスク消費」などという言葉が流行りましたよね。2020年は新型コロナウイルスの流行により、自宅で過ごす時間が増え、インターネット通販やSNSキャンペーンが活性化するなど消費トレンドの様相も大きく変化しています。アフターコロナに注目したい、2020年の消費トレンドについてまとめてチェックしてみましょう。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- CtoC
- CtoCとは、**Consumer to Consumer**の略で消費者個人同士が直接行う取引の形態をいいます。同じような言葉で、企業と消費者または企業と企業間の取引のことをそれぞれ*BtoC* 、*BtoB*と呼びます。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
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