この記事は2015年9月2日に公開された記事を再編集したものです

プログラミングや情報技術に関する知識も多様化し、細分化されている昨今、すべてを網羅的にカバーすることには限界があります。
そのため、それぞれの知識をシェアして補完しあうことがWebエンジニアを中心に行われているのはご存知でしょうか。

自分で情報や知識を得るだけでなく発信することで頭の中が整理できますし、自分の専門分野の方と繋がることで更に深い視点に気付くことができるでしょう。
特に、プログラマの技術情報共有サービス「Qiita」では、プログラミングに関する様々な知識をユーザー同士が活発に共有しており、プログラミングや開発者中心の情報共有プラットフォームといえるでしょう。

これまでQiitaという言葉は聞いたことがあるけど、どういったサービスなのか分からないという方は、これを機に知っておきましょう。

今回は、Qiitaの特徴や利用するメリットを基本的な使い方と共にまとめてみました。

まずは、Qiitaに登録してみよう!

Qiitaに登録

Qiitaに登録するために必要な情報は、メールアドレスまたは、GitHubやTwitterの外部サービスアカウントとの連携で可能です。

Qiitaログイン画面
出典:Qiita

興味のある言語をフォロー

新規登録をする際、自分の興味のある言語をフォローすることで、その言語の最新情報が自動取得できるようになります。
専門としている言語、もしくはこれから先取得する言語の情報をフォローするといいでしょう。
後からでも、フォロー設定は行えます。

フォロー設定
出典:Qiita

他のユーザーからもわかるようにプロフィール設定をしよう

アカウントを取得したら、次にプロフィール設定を行います。
右上のアイコンをクリックすると、プロフィール設定という項目があります。
そちらから、公開用プロフィールを設定することができますので、名前や自分で運営しているサービスのURL、所属している組織や会社、居住地、自己紹介文などを記載しましょう。

プロフィール設定
出典:Qiita

その他、Googleアナリティクス設定も行え、自分の投稿やマイページ、ストックページのアクセス数を把握することも可能です。
QiitaのGoogleアナリティクス設定は、『QiitaでGoogleアナリティクスを利用する手順』をご覧ください。

QiitaでGoogleアナリティクスを利用する手順

Qiitaの基本的な機能と使い方

Qiitaの主な機能は他のユーザーが発信した情報をキャッチアップし、ストックすることと自分の専門知識を発信し交流することです。

エンジニアに特化したニュースフィード

Qiitaの基本的な機能としては、他のユーザーが発信した情報がホーム画面にフィードとして一覧表示されますので、そこで情報収集を行います。
また、あとから読みたい記事に関しては、ストックすることができ、記事を備忘録として残しておくことができます。

Qiitaホーム画面
出典:Qiita

興味のある情報をストックしてまとめよう!

ストックする方法は、記事の右上のストックボタンを押すことで可能です。
また、その記事に対して、どれくらいのユーザーがストックしているのかが表示されるため、ストックの多い記事ほど有益な記事であることがわかります。
記事に対して、コメントを残すこともできるので、投稿者への質問や交流することも可能です。

記事のストック方法
出典:Qiita

自分のストックした記事は、『ストック一覧』から見ることができます。

ストック一覧
出典:Qiita

Qiitaに実際に投稿してみよう!

前述では、情報収集を行うためのインプット部分について紹介しましたが、こちらからは情報を発信するアウトプット部分に関する機能をご紹介します。
早速、「新規作成の投稿」をクリックすると記事の新規投稿を行いましょう。

記事作成画面で、実際に記事を投稿していきます。

記事投稿
出典:Qiita

記事本文は、Markdown記法で入力も行えるため、「QiitaのMarkdown記法 チートシート」を確認しましょう。

QiitaのMarkdown記法 チートシート

画像挿入では、月間100MBまでの制限があるため、容量に気をつけましょう。
記事の作成が完了したら、右下にある「Qiitaに投稿」を押すことで投稿が完了します。

まとめ

Qiitaを利用することで、必要な情報をストックしておくだけでなく、情報発信することもできるため、他のエンジニアとの交流も行えます。
その中で、他の言語を学ぶためのスキルアップはもちろん、自分の専門分野の知識を深めることにもなるでしょう。
情報共有できる仲間を増やし、お互いの知識を補完しあえることがQiitaの魅力であり、エンジニアの幅を広げる手段にもなるのです。

また、エンジニアだけでなく、Web技術に関わる方であれば情報収集といった目的だけでも登録しておけば、社内外のエンジニアとのコミュニケーションがスムーズになるのでオススメです。