2015年4月21日にGoogleによるモバイルフレンドリーアルゴリズムの実装が行われました。
モバイルフレンドリーに関しては、こちらを参考にしてください。

それに伴い、スマホの検索順位低下を避けるために、多くのサイトがモバイルフレンドリー対応に乗り出したという話がニュースで報じられています。
中小企業のモバイルフレンドリー対応状況は現状どのようになっているのでしょうか?

多くの中小企業のWeb担当者様にご利用いただいているferretは、会員様向けにモバイルフレンドリーの取組状況についてのアンケート調査を行いました。

今回は、調査結果のデータを公開します。

※本記事における中小企業の定義は、中小企業基準法を元にしています。
参考:中小企業庁:「中小企業・小規模企業者の定義」

アンケート概要

テーマ:「モバイルフレンドリーの対応状況」に関するアンケート
調査手法:インターネットリサーチ
実施期間:2015年07月13日(月) ~ 2015年07月21日(火)
対象:全国のferret会員男女434名

1.回答者の属性について

資本金の割合

[start--member_only-data]

資本金の割合

[end--member_only-data]
回答いただいた会員様のうち、90%以上が資本金1億円未満となっています。
中小企業庁のデータによると、国内企業の9割以上を中小企業が占めており、うち小規模事業者として分類されるのが8割以上というデータと照らしあわせても、現在の国内の状況との乖離は少ないと考えられます。

業種の割合

[start--member_only-data]

業種の割合

[end--member_only-data]
業種で見ると、インターネット業、マーケティング業、卸売・小売業の順で割合を占めています。
ferretは元々、無料のSEOツールを提供するサービスとしてスタートしており、サービスの特性上Web業界の方々を中心にご利用頂いていたためこのような結果となっています。

2.担当サイトの状況について

担当サイトの規模

[start--member_only-data]

担当サイトの規模
担当サイトの規模別でみると、70%以上を100ページ以下が占めています。

[end--member_only-data]

スマホサイトの保持

[start--member_only-data]

スマホサイトの保持
スマホサイトを保持しているかどうかでは、80%近くがスマホサイトを既に持っています。
まだ持っていないサイトは、作る必要性のないサービス形態などがあるようです。

[end--member_only-data]

モバイルフレンドリー対応状況

[start--member_only-data]

モバイルフレンドリー対応状況
モバイルフレンドリーの対応状況ですが、半数近いサイトがすでに対応済み。
まだまったく対応していないサイトは全体の10%でした。少しずつ対応を始めたという回答が多かったです。

[end--member_only-data]

スマホサイトの構成

[start--member_only-data]

スマホサイトの構成
スマホサイトの構成は、レスポンシブ・ウェブデザイン、URLを分ける、動的配信という順ですが、レスポンシブ・ウェブデザインをこれから増やすという回答がいくつか見受けられるなど、今後はレスポンシブ・ウェブデザインがもっと増えていくかもしれません。

[end--member_only-data]

モバイルフレンドリー対応をした理由

[start--member_only-data]

モバイルフレンドリー対応をした理由

[end--member_only-data]
モバイルフレンドリーに対応した理由ですが、Googleのアップデートに対応するためが60%を越える結果となりました。やはり順位が落ちるとアナウンスされたことが引き金になったようです。

モバイルフレンドリー対応にかけた予算

[start--member_only-data]

モバイルフレンドリー対応にかけた予算
[end--member_only-data]

多くのサイトが自社内製でモバイルフレンドリーを行っていることが分かりました。