Microsoft Power BIの2つの構成要素

「Microsoft Power BI」は、以下の2つの要素で構成されています。

Power BI Desktop

「Power BI Desktop」は、各種データを抽出・変換・結合し、レポート設計を行うためのデスクトップアプリケーションです。実際に作業をする場合は、この「Power BI Desktop」を使って作業を行います。

インターフェイスはMicrosoft Officeシリーズのような感じなので、普段Microsoft Officeを使っている人ならば、それほど迷うことなく使えるでしょう。

Power BI Service

「Power BI Service」は、クラウドベースのサービスで、レポート編集や共同作業をサポートしてくれます。このほか、Excel用のアドインやモバイルデバイスアプリなども用意されています。

Microsoft Power BIのライセンスと価格

「Power BI Desktop」は、一般的なBIツールと同様、1ユーザーごとの月額課金制が基本となっており、コースは2つ用意されています。

Power BI Pro 1,090円(1ユーザー/月)

「Power BI Pro」は、「Microsoft Power BI」の基本的な機能を利用することができるコースです。データの閲覧・分析からレポート作成・共有まで行えます。1ユーザーごとの契約となるため、小規模な企業や、企業内の一部の部署で導入するといった場合に向いています。

Power BI Premium 2,170円(1ユーザー/月)、543030円(1組織/月)

「Power BI Premium」は、「Power BI Pro」の機能がすべて使えることに加え、AI機能を利用することができます。AI機能を利用すると、膨大なデータからよりインサイトに直結した分析を行えたり、企業全体のデータ管理とアクセスの簡素化が可能になります。

「Power BI Premium」の料金体系は2種類あり、ユーザーごとに契約する場合は1ユーザーあたり月額2,170円となります。もうひとつは容量による課金で、ユーザー数は無制限となります。こちらは月額543,030円となり、容量が上限に達すると自動的に有料で追加されます。

少人数でAI機能を使いたい場合はユーザー単位での契約、利用者数が250人以上になるような場合は容量による契約にすると経済的です。

まとめ

「Microsoft Power BI」は、Excelのような操作感でプログラミングの知識なしに使える「セルフサービスBI」です。また、Excelのデータも利用できるため、過去に蓄積したデータも活用できるという特長があります。

BIツールを導入したいけれど使いこなせるのか心配という企業や、すでにBIツールを導入しているけれど思うように使いこなせていない、また一部の人しか使えないといった悩みを抱えている企業は、導入の検討に値するBIツールです。