本当に使えるBIツール6選!機能ごとに比較して紹介
BI(ビジネス インテリジェンス)ツールとは、企業内に存在するあらゆる情報を蓄積・変換・加工して、ビジネス上での意思決定に使えるようにするツールです。具体的なはたらきや機能について、詳しく見ていきましょう。
BIツールとは情報をビジネスで使える形に「変換」するツール
BIツールを用いれば、ビジネス上で日々うまれる情報を蓄積しながら、意思決定に役立つかたちに変換してアウトプットしてくれます。
例えば、毎日の売上数や売上金額の報告を受けても、そこから「どうすればさらに売上が伸ばせるのか」という結論を導き出すには、より多くの情報が必要だったり、いくつかの施策を試したりする必要があります。
BIツールは、社内に散らばっているさまざまなデータを収集・分析し、「売上を伸ばしたい」という命題に合わせて最適な”使えるデータ”を出力してくれるツールと言えます。
近年は「データドリブン」という単語をよく耳にしますが、このような手法でデータを使える形に変換して、データを元に意思決定を下していく手法をデータドリブンと呼ぶのです。
BIツールに搭載される主な機能とは?
BIツールには、主に以下のような機能が搭載されます。
・ダッシュボード
社内の情報を一元管理する画面を作成。視覚的に自社の状況を把握でき、プレゼンにも◎。
・レポーティング
KPIやマイルストーンの管理、確認に活用できる機能。「何月から何月までの売上推移」といった形で、必要な情報を抜き出してまとめられるのが特徴。
・OLAP分析
OLAP(Online Analytical Processing)分析は、蓄積したデータを分析するための機能。「なぜそうなったのか」という要因を深く追求したいときに用いる。
・データマイニング
回帰分析や相関分析などの複雑な統計分析をおこない、法則性や関連性を見出したいときに活用する機能。
・プランニング
予算編成などで活用される機能。過去のデータから未来を予測し、どのように推移していくかシミュレーションできるのが特徴。複数の条件を組み合わせて、あらゆる可能性を吟味できる。
BIツールにはこれらの機能が搭載されており、ビジネスパーソンの強い味方として、意思決定や業務をサポートしてくれるのです。
BIツールを徹底比較!厳選ツール6選を紹介
どのBIツールも基本的な機能は押さえているので、先述した機能やはたらきは、多くのBIツールで実現できるでしょう。
ここからは、とくにおすすめのBIツールを厳選して6つご紹介します。
初めてのBIツールに「Tableau」
Tableau Japanが提供している*「Tableau」は歴史あるBIツールのひとつ*で、多くの企業が愛用しています。オンプレミス型とクラウド型の2種類があり、ほとんど全てのデータソースに対応しているのがポイントです。
見やすく操作性の高いダッシュボードが作成できるので、初めてBIツールを導入する方にもおすすめです。また、TableauのOLAP分析機能には定評がありますが、データマイニング機能は搭載されていません。さらに、出力できるフォーマットが少なかったり、既存の業務システムに組み込めなかったりする点にも、あらかじめ注意しておきましょう。
参考:Tableau
AIが直感を強力にサポート「Qlik Sense」
Qlik Senseは、Qlik社が提供するBIツールのひとつです。同社はこれまでにも専門性の高いBIツール「Qlik View」を発表していましたが、Quik Senseは後発モデルということもあり、Quik Viewに比べて様々な機能が充実しています。
Quik Senseの機能のなかでもとくに評価されているのが、AIが人間の直観力をサポートする「Insight Advisor 」という機能です。高度なアナリティクスを基盤に、AIがさまざまなユーザーインサイトを分析・提供します。データ同士の関連性をAIが分析して強調表示することで、隠れたインサイトを明らかにできるのです。
そのうえ直感的な操作が可能で、プログラミングなどの処理が必要ないため誰でも利用できる環境が整っています。VOLVOやLenovo、SAMSUNGといった名だたる大企業も愛用しているBIツールであり、予想していなかったユーザーインサイトを明らかにしたり、最適な施策の意思決定に役立てたりといったはたらきが期待できます。
参考:Qlik Sense
大規模データの分析に「Oracle BI」
米国のソフトウェア会社「Oracle」は、BIツール「Oracle BI」を開発・提供しています。膨大なデータを管理・分析することに長けており、様々な分析機能を搭載しているのが特徴です。
プログラミングをせずにデータを取り込めるだけでなく、ユーザーはドラッグ&ドロップのみの直感的な操作で使用できます。データマイニング機能などの機能も充実しており。大企業や中堅規模の中小企業にもおすすめのBIツールです。
参考:Oracle BI
ビジュアライズ性の高さが魅力「MotionBoard」
Wingarc1st社が提供するBIツールが「Motion Board」です。多種多様なかたちでデータを可視化できるビジュアライズ性の高さが人気のBIツールで、パッケージ版とクラウド版のどちらにも対応しています。
さまざまな業種の企業から利用されており、導入実績は2,000社を超えています。導入企業のなかにはZOZOやPanasonic、日立、ベルフェイスなどの大企業も名を連ねており、規模や業種を問わずBIツールの効果を実感しているのが特徴です。
無料で体験できるデモ機能が付帯しているので、Motion Boardの特徴である「ビジュアライズ性」を実際に味わってみることをおすすめします。
参考:Motion Board
初心者にもおすすめのオールインワンツール「LaKeel BI」
分析に必要なデータの収集や分析、変換などあらゆる機能がひとまとめになったBIツール「LaKeel BI」。豊富なテンプレートと、導入後の手厚いサポートが充実しているので、初めてBIツールを導入する企業にもおすすめです。
さらに、導入前には無料でダッシュボードを作成できたり、導入後に定期的にハンズオントレーニングが開催されたりするので、データドリブンな経営戦略を立てていくための第一歩として検討してみましょう。
参考:LaKeel BI
チーム全体の意思決定をデータドリブンに「Microsoft Power BI」
Microsoft社が提供するBIツール*「Power BI」の最大の特徴は、チーム全体が「データに基づいて自信を持ちながら意思決定が下せる」ようになること*です。社内のあらゆるデータを視覚化し、組み込まれているAI機能のサポートを受けながら最適な分析をおこなえるので、全社がデータドリブンな意思決定を実現できるようになります。
また、各種officeソフトやAzureと連携できるのも大きなメリットでしょう。データ資産全体とダイレクトに接続でき、ペタバイト規模の膨大なデータ処理にも対応します。企業の規模を問わずに利用できるうえ、使い勝手の良い機能が揃っている魅力的なBIツールといえるでしょう。
- KPI
- KPIとは、目標に対して施策がどの程度達成されているか、を定量的に表す指標のことをKPI(重要業績評価指標)といいます。
- ユーザーインサイト
- ユーザーの本質的な欲求や本音を「ユーザーインサイト」と呼びます。データや起きている事象を観察することによって、ユーザー自身も意識していない願望を発見することができます。
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