メルマガ配信システムを導入して後悔しないために知っておきたい8つのこと
メールマーケティングは、マーケティングオートメーションや営業支援、顧客管理ツールとの親和性も高く、Webマーケティング戦略の中心となりつつあります。
そして、メールマーケティングを実施するにあたり、必要となるのがメルマガ配信システム。ツールによっては、メルマガ配信システムがすでに組み込まれたものや、それぞれのツールを連携することで統合管理することも可能ですが、企業によっては必ずしもそういった多機能さが必要とは限りません。
初めてメルマガ配信システムを導入する企業にとって、“どのメルマガ配信システムを選べば良いのか分からない”というのは一番の悩みどころではないでしょうか。
国内では20以上、大量に存在するメルマガ配信システム
以前、ferretで紹介した記事にもあるように、無料・有料含めて国内で言えば最低でも20以上のメルマガ配信システムが存在します。
それぞれ見ると金額帯はもちろん、機能面でも大きく違いがあり、比較検討するにもどんな基準で見ればいいのか分からない、と感じる方も多いはず。例えば、配信したメールの到達率はシステムによって大きく違いがあり、導入する企業にとっては最終的な成果に直接繋がる重要な部分となるので、シビアに見定めたいところ。
メルマガ配信システムを選ぶ際は、そうした細かな指標はもちろん、メールマーケティングで何を実現したいのか、それによって求める機能はなにか、を明確にすることで“選定基準”を設けましょう。
以下では、メールマーケティングの入門機として定評のあるメルマガ配信システム『配配メール』を提供する株式会社ラクスさまに、導入する際のチェックポイントについてお伺いしました。
メルマガ配信システムを導入するときのチェックポイント
メルマガ配信システムを導入する際にチェックしていただきたいポイントは大きく分けて8つです。
1.キャリアブロックを回避できる
2.効果測定ができる(開封率、URLクリック率)
3.エラーアドレスの管理・理由解析ができる
4.マルチパート配信ができる(HTML/テキスト)
5.オプトアウトの仕組みがある
6.強固なセキュリティ対策を講じている
7.導入前・導入後にかかわらず相談できる
8.使いやすい
細かく説明していきますね。
1.キャリアブロックを回避できる
メルマガの一斉配信に関する規制は、年々厳しくなっており、実は一斉配信されたメールの4通に1通(※1)は届かないと言われているんです。
▲特にアジアは届かないメールの割合が多い▲
(※1)参考:Return Path社 「Email Deliverability / The Asia-Pacific region」
その大きな原因がキャリアブロック(※2)で、例えば、スパムメールが一つのIPアドレスからメルマガの大量送信をする特徴があるため、IPアドレスの少ない配信システムを使うと、配信者にその意図がなくてもキャリアブロックに判定される可能性があります。
ちなみに弊社の場合は、こうしたキャリアブロックを可能な限り減らすよう数百単位でIPアドレスを保持し、それぞれのIPアドレスの分散、キャリアへの流入量の調整などを、システムやエンジニアの手で日々調整しています。せっかく作ったメルマガが届かないのは機会損失となるので、キャリアブロックに対して考慮した配信システムかをチェックすることをお勧めします。
(※2)キャリアブロックとは、携帯会社をはじめGmailを提供しているGoogle、Yahoo!メールを提供しているYahoo!などの各社がスパムメールを自動で判定するために設けている機能。各社によってキャリアブロックの基準も異なり、それに関する情報も非公開となっています。
2.開封率、URLクリックの効果測定ができる
基本的なことですが効果検証ができないと、配信時間、メールの件名、コンテンツの改善ができないので、効果測定の機能は必須です。
欲しい項目としては、開封率、メール文中のURLクリック率の2つで、開封時間や曜日の集計までできればなおよしです。
開封率で言えば、メールタイトルの良し悪しを検証するために必要ですし、メール記載のURLクリック率で言えば、URLを挿入する位置やコンテンツがうまく訴求できているのかを検証できます。
3.エラーアドレスの管理・解析ができる
エラーアドレスの管理ができるかを確認しましょう。なぜかというと、有効なアドレス、無効なアドレスが把握できないと正確なKPIが立てられないだけでなく、配信先にエラーアドレスを多く含むエラー率の高い配信を行うと、先ほどのキャリアブロックと同様、スパム判定されてしまう確率が高くなるんです。
ちなみに、弊社ではエラー率の目安としては10%以内を推奨していますので、現状のエラー率をチェックする際の参考にしてみてください。
4.マルチパート配信ができる(HTML/テキスト)
これはHTMLメルマガ配信とテキストメルマガ配信の両方ができるかどうか、ということです。HTMLメルマガは、開封率が分かるので効果測定がしやすいというのはもちろんですが、近年はHTMLメルマガの需要が増えており、実際、弊社でもお客様の5割はHTMLメルマガを配信しています。
そのため、テキストメルマガのみの限定的な配信より、訴求や表現の幅が広いHTMLメルマガを配信できるのは重要なポイントですし、端末によってHTMLが見られない読者に対してはテキストパートを自動表示する機能(マルチパート配信機能)も必要だと考えています。
5.オプトアウトの仕組みがある
オプトアウトとは、特定電子メール法で定められた、読者がメールを受け取りたくない場合は自由に受信を拒否でき、その後の送信を停止させる配信停止(オプトアウト)の仕組みがあるかどうかということです。2008年に新しく定められたのですが、意外と知らない人がいらっしゃるようです。
また、メルマガ配信システム導入前まで、一般的なメーラーなどで配信・管理を手動でしていて、「誤って送ってはいけない読者にメルマガを配信してしまった」という話も聞くので、メルマガ配信システムを使えば、そういったミスを減らせると思いますし、何より管理の手間が大幅に減らせます。
このオプトアウトの仕組みがないと、迷惑メール判定になるリスクはもちろんですが法的な罰則(最大3,000万円の罰金)もあるので注意しましょう。
6.強固なセキュリティ対策を講じている
メルマガを配信すること自体、多くの個人情報を扱うため、安心して情報を預けられるセキュリティ基準、会社規模かどうかは必ずチェックしましょう。
弊社でも、SSL通信による暗号化通信はもちろん、システムの脆弱性を第三者の企業を使用して診断したり、データセンターを国内屈指の情報保護レベルの拠点に置いたり、最大限の配慮をしております。
他にも、セキュリティ対策に厳しい大手企業などが導入しているという実績は、それだけでも信頼の証になるので、セキュリティ対策に重点をおいているかをチェックする指標になると思います。
7.導入前・導入後にかかわらず相談のしやすさ
初めてシステムを導入する場合、少なからず不安を抱えている方もいらっしゃいますので、導入前だけでなく導入後でも気軽に相談できるサポート体制があるかどうかは重要なポイントです。例えば、電話対応なし、メール対応のみで送っても2~3日返答が無い状況だったら不安になってしまいますよね。
弊社でも、使い方に関するお問い合わせが一番多いのですが、疑問に思ったことをすぐに解決できないのは不満に感じますし、電話やメールでもスピーディーに対応してもらえる専任の担当者がいるだけでも心強いのではないでしょうか?
8.かゆいところに手が届き、使い勝手が良い
メルマガは一定期間継続してこそ成果を出せる施策なので、配信システムとも長い付き合いになります。なので、ストレスなく利用できるのが一番良いと思います。特に、こういったシステムは製品資料だけでは実際の使い勝手が分からないこともあると思うので、無料トライアルなどが可能であれば事前に試すことをお勧めします。
まとめ
同社によれば、今回ご紹介した8つのポイントは、実際に同社のお客様が検討しているポイントとして最も多いものだと言います。もちろん、同社が提供する『配配メール』は、これらのポイントをクリアしており、簡単で使いやすい操作性と手頃な価格が最大の特徴だそうです。
また、業種問わず中小企業を中心に延べ4,000社以上の導入実績があり、中には金融機関や官公庁などセキュリティに厳しい機関も導入しています。
さらに、専任のサポートスタッフによる電話サポート、メールマーケティングのノウハウが豊富な営業担当のアドバイスも受けられるほか、配配メールの管理画面上には設定マニュアルなども設けられており、手厚いサポートが受けられとのことです。無料トライアル版の用意もあるので、使い勝手を実際に試してみるのもいいでしょう。
そして、今回は、これからメールマーケティングを実践しようとしている方向けに、『配配メール』の製品資料と合わせて、同社のノウハウが詰まったHTMLメルマガのテンプレートも以下より無料でダウンロードができるので、活用してみましょう。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- マーケティング
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- メルマガ
- メルマガとは、電子メールにて発信者が、情報を配信する手法の一つで、『メールマガジン』の略です。 一部有料のものもありますが、多くのメルマガは購読も配信も無料で行っています。
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- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- 開封率
- 開封率とは、ユーザーに対して一斉配信したメルマガを、どの程度の割合のユーザーが開封しているのかを表した指標です。主にメールマーケティングシステムに標準で搭載されている機能で、開封率を知ることで、過去のメールの開封率と比較し、メールのタイトルや配信する時間帯の改善点を見つける事が出来ます。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- 開封率
- 開封率とは、ユーザーに対して一斉配信したメルマガを、どの程度の割合のユーザーが開封しているのかを表した指標です。主にメールマーケティングシステムに標準で搭載されている機能で、開封率を知ることで、過去のメールの開封率と比較し、メールのタイトルや配信する時間帯の改善点を見つける事が出来ます。
- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
- URL
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- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- KPI
- KPIとは、目標に対して施策がどの程度達成されているか、を定量的に表す指標のことをKPI(重要業績評価指標)といいます。
- HTML
- HTMLとは、Webページを記述するための言語です。"HyperText Markup Language "の略です。"<"と">"にはさまれたさまざまな種類の「タグ」によって、文章の構造や表現方法を指定することができます。
- メルマガ
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- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- 開封率
- 開封率とは、ユーザーに対して一斉配信したメルマガを、どの程度の割合のユーザーが開封しているのかを表した指標です。主にメールマーケティングシステムに標準で搭載されている機能で、開封率を知ることで、過去のメールの開封率と比較し、メールのタイトルや配信する時間帯の改善点を見つける事が出来ます。
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- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
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- HTML
- HTMLとは、Webページを記述するための言語です。"HyperText Markup Language "の略です。"<"と">"にはさまれたさまざまな種類の「タグ」によって、文章の構造や表現方法を指定することができます。
- 特定電子メール法
- 特定電子メール法とは、営利目的で多数宛に配信する迷惑メールを規制する法律です。
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