フィッシングは、インターネット上でユーザID、パスワード、クレジットカード情報など経済的に価値のある情報を奪い取るために行われる詐欺行為のことを意味します。

金融機関などを装ってメールを送り、そのメール内のリンクから偽のサイト(フィッシングサイト)に誘導し、ユーザ情報を入力させる手法が多く使われています。
2000年代から世界的に被害件数が増加したことで、警察による対応や、各企業による技術的対策や社会的啓蒙が行われていますが、被害根絶には至っていません。
国内では2005年にフィッシング対策協議会が設立され、警察やIPA(情報処理推進機構)も相談窓口を設けてました。

被害防止のためにはインターネット利用者個人の注意が必要です。
メールで送られてきたリンクをクリックする際や、クレジットカード情報などを含むユーザ情報の入力の際に、偽のサイトでないか確認することや、ブラウザやウイルス対策ソフトのフィッシング対策機能の活用が有効となるでしょう。

使い方

フィッシングの被害に遭わないように、相手のメールアドレスを確認してね。」
「その銀行のメールには、フィッシングでないことを証明する電子署名が添付されてるはずだよ。」
「それフィッシングサイトじゃない?サイトのプロパティを確認したほうがいいよ。」