これからのUIには必須!?「モーションデザイン」の基本を解説
モーションデザインの事例
Googleはモーションに対して、以下の効果があると述べています。
・画面間での視線誘導
・ユーザーが操作を完了すると何が起きるのかヒントを示す
・要素間の階層的、空間的な関係
・背後で行われている処理(コンテンツの取得、次の画面の読み込みなど)から注目をそらす
・キャラクター表現、楽しさの演出
モーションの効果が表れているわかりやすい例では、ファイルのアップロード中に表示されるバーが挙げられます。
この時、処理時間を表示するだけでなく、ユーザーに対して背後で行なわれている処理から注目をそらす効果が狙えるでしょう。
では、実際にモーションデザインはどのように用いられているのでしょうか。
2つの事例を見てみましょう。
参考:
これからのUXデザインにおけるモーションデザインの重要性
1.Googleマップ
上記のようにとある地点を検索した時、Googleマップではズームインするようなモーションがおきるだけでなく、調べていた地点から離れた地点を検索すると新しく検索した地点に走るように画面遷移します。
このような動きが加わることで、ユーザーは場所と場所の空間的な関係を感覚的に察することができるでしょう。
Googleマップでは他にもクリックした地点を中心として同心円上に円が描かれるなど、多くのモーションデザインが用いられています。
2.Twitter
TwitterとVineの上にハートが登場です。これまでの星☆アイコンから、いろいろな感情を表すことができるハート♡アイコンに変更しました。 pic.twitter.com/i7gZ5lyHGX
— TwitterJP (@TwitterJP) 2015年11月3日
Twitterでは、公式アプリから「いいね!」を意味するハートのアイコンをタップすると、ハートが弾けるモーションが現れます。
Googleがモーションの効果として挙げている「キャラクター、洗練、楽しみ」を実現していると言えるでしょう。
また、Twitterではユーザーの注意をひくために通知がポップアウト形式で現れたり、新しいツイートを読み込むためにタイムラインを下にスワイプすると画面が下に動いたりといったモーションも採用されています。
アプリではスマートフォンの小さい画面の中でも、ユーザーにとって操作しやすい画面にしなくてはなりません。
そんななかでも、モーションを活用することで直感的な操作が可能となるでしょう。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
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- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
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- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
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