日本オラクル株式会社は、世界14カ国、約12,000人を対象に「ユーモアを取り入れたマーケティングに関する意識調査」を実施しました。調査結果によれば、人々は、笑顔になり幸福感を得られる新しい体験を求めており、ユーモアを取り入れたブランドに対してはロイヤリティが高まる一方、そうでないブランドからは離れる傾向にある事が判明しました。

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(日本オラクルの資料をもとにferret編集部作成)

約1,000名を対象にした日本の調査結果では、84%が「幸福感を得られる新しい体験」を求めていると回答しました。

また、56%の人が、ブランドは顧客に幸福感を届けるためにもっとできることがあると考えています。89%の人が、ブランドは面白い方が良いと回答し、この数値は、Z世代(92%)とミレニアル世代(89%)において高い傾向にあります。

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(日本オラクルの資料をもとにferret編集部作成)

消費者は、ブランドに対して新しい体験を求めており、ユーモアを用いたマーケティング施策に好意的です。
一方でビジネス・リーダーは、ユーモアを用いることによる顧客との関係を懸念から、ユーモアを用いたマーケティング施策をあまり活用できていません。

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(日本オラクルの資料をもとにferret編集部作成)

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(日本オラクルの資料をもとにferret編集部作成)

消費者は、ユーモアを取り入れたブランドに対してはロイヤリティが高まり、そうでないブランドからは離れる傾向にあります。「ブランドから幸福感を得られる体験がない場合、そのブランドから離れるだろう」と回答した割合は、グローバル平均41%に対して日本は62%と調査対象国の中で最上位でした。

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(日本オラクルの資料をもとにferret編集部作成)

企業プレスリリース詳細:
オラクルの調査レポート:45%の人が2年以上、幸福感を得られていないと回答