これは便利!特に初心者デザイナーにオススメしたい「Adobe Stock」とは&使い方
PhotoshopやIllustratorなど、Adobeが提供しているツールは特にデザイナーの方には欠かせないものです。
近年ではスマートフォンアプリがリリースされたりと、よりいっそう便利なツールとして知られるようになってきたAdobeツールですが、高品質なロイヤリティーフリーの写真や動画、イラストなどのコンテンツも提供されていることはご存知でしょうか。
今回は、特にデザイナー初心者の方ならぜひ知っておきたいAdobeが提供しているサービスのひとつ、Adobe Stockについてご紹介します。
使用方法もあわせてご紹介しますので、まずは試しに一連の作業を行ってみることをオススメします。
Adobe Stock(アドビ ストック)とは
Adobe Stock(以降、アドビ ストックと表記します)は、ビジネスではもひろん、プライベートでも活用できる、高品質でロイヤリティーフリーの写真や動画、イラスト、ベクタ素材、テンプレートなどが6,000万点以上も提供されているストックフォトサービスです。
2015年6月より、サービスの提供が開始されました。
商用利用可能な素材が豊富ですので、デザインを行う際に素材を1から探したり、自社で撮影等を行ったりする必要がありません。
さらに、PhotoshopやIllustratorなどのAdobeが提供するクリエイティブツールと連携して使用することも可能ですので、デザインを行う際に必要な作業をスムーズに進めることができます。
素材を使用する際は、1つの素材をダウンロードして使用することはもちろん、複数の素材サブスクリプションとして購入することも可能です。
自社でどのようなデザインを行うのか、どのような環境を整えればデザイナーがスムーズに業務を進めることができるのかを検討して、必要に応じた料金プランを選択しましょう。
料金プラン
アドビ ストックの料金プランは、以下の通りです。
ただし、PhotoshopやIllustratorなどのAdobeが提供している各種ツールを使用する際に必要な「Adobe Creative Clowd」に登録している場合は、月額プランが3,480円/月となり、未登録の場合に比べて割引されます。
1年契約
年間契約の場合は、基本的に帰還途中に解約をすると解約料が発生します。
・月10点まで:3,480円
初月は無料。初月の期間のみ解約料は不要。追加する際は348円で購入可能。未消化分は最大120点まで繰越可能。
・月40点まで:9,480円
初月は無料。初月の期間のみ解約料は不要。追加する場合は237円で購入可能。未消化分は最大480点まで繰越可能。
・月350点まで:21,980円
追加する際は180円で購入可能。
・月750点まで:24,980円
追加する際は180円で購入可能。
月契約
・月3点まで:3,480円
解約料は不要、追加する際は1,180円で購入可能。未消化分は最大36点まで繰越可能。
・月40点まで:11,880円
解約料は不要、追加する際は297円で購入可能。未消化分は最大で48点まで繰越可能。
・月350点まで:24,980円
解約料は不要、追加する際は180円で購入可能。
・月750点まで:29,980円
解約料は不要、追加する際は180円で購入可能。
アドビ ストックの使用方法
アドビ ストックを使用する方は、PhotoshopやIllustratorなどのAdobe各種ツールも使用しているケースがほとんどですが、ツールを使用していない方でもサービスを利用することは可能です。
その場合は、先にご紹介したアドビ ストックのホームページへアクセスし、使用したい素材を検索してダウンロードしてください。
ここでは、Photoshop画面を開いた状態でアドビ ストックを利用するものとして手順をご紹介します。
なお、IllustratorをはじめAdobeが提供している各種ツールのいずれからも同様の手順でアクセスすることができます。
step1.
「Adobe Creative Clowd」に登録している場合は、あらかじめログインしてください。
ログインすることで「マイライブラリ」機能を使用できるようになります。
マイライブラリに素材を保存しておくと、PhotoshopやIllustratorなどの各種Adobeツールで横断的に使用することができるため、非常に便利です。
まず、Photoshopを起動して作業スペースを作成します。
パソコンの画面上部に表示されているメニューのうち「ウィンドウ」を選択、表示されたプルダウンメニューの中から「ライブラリ」をクリックしてください。
step2.
Photoshop画面右側に「ライブラリ」ウィンドウが表示されます。
「すべてのライブラリを検索」の右横に表示されている矢印のアイコンをクリックするメニューが表示されますので「Adobe Stock」をクリックします。
step3.
すると「すべてのライブラリを検索」の表示が「Adobe Stock内を検索」と変わりますので、探している素材のキーワードを入力して検索を行います。
上画像では、猫の画像を検索しています。
step4.
使用する素材が決まったら、素材の上にカーソルを合わせます。
すると2つのアイコンが表示されます。
左:ライセンスを取得してマイライブラリの保存
右:プレビューをマイライブラリに保存
ライセンスを取得して保存、またはプレビューを保存の2つのメニューがあることで、デザイン時に効率よく必要な素材をダウンロードすることができます。
まず最初にプレビューを保存し、その素材を使用してデザインを行います。
デザインをする中で、素材を変更した方がよければ再度検索し、プレビューを保存して使用する素材を決定してください。
なお、プレビュー素材には「Adobe」という透かしが入っています。
プレビューで仮にデザインを行って使用する素材が決定したら、ライセンスを取得して素材をダウンロードすると、本当に必要な素材だけを購入することができるため効率よくサービスを活用でき、オススメです。
ただし、プレビュー版のAi形式はパスを編集するなどができない1つの画像となっています(ライセンスを取得して保存した場合はパスの編集も可能です)。
そのため、プレビュー版を使用してデザインをする際は細かい部分を整えることができません。
あくまで仮でデザインを行い、使用しない素材を購入してしまうミスを防ぐためのものであることに留意してください。
まとめ
ロイヤリティーフリーの画像や動画、テンプレートなどを提供しているサービスは多々ありますが、素材の数が限られていたりどこのサービスでダウンロードした素材なのかすぐに分かってしまうような素材ばかりであったりと、意外に汎用性に乏しいことも珍しくありません。
アドビ ストックは、使い切れないほどの高品質なコンテンツが提供されていますので、競合他社が使用している素材とかぶってしまったり自社内でも素材の使い回しをしなければならない事態を回避できたりと、特にデザイナーの方には非常に便利なツールです。
さらに、年賀状や暑中見舞いはがきなど、ビジネスシーンだけではなくプライベートでも活用できるテンプレートも豊富に提供されていますので、毎年どのようなデザインにするのか悩んでしまう方にもオススメです。
素材のダウンロードに、難しい操作は一切ありません。まずは本記事を参考に作業してみてはいかがでしょうか。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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