無料で使いやすいモバイルアプリが登場したことで、SNSなどで誰でも簡単にクオリティの高いグラフィックやビデオを作成することができるようになりました。
その中でも、よりレベルの高い編集技術を持つアプリを配信しているのが、Adobe(アドビ)です。

Adobeのモバイルアプリは用途に応じてクオリティの高い作品を作り出すことができます。

そこで今回は、Adobe無料アプリ14個をご紹介します。
  

Adobe無料アプリ キャプチャー

1. Capture CC

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身の回りでいいなと思ったデザインを写真で取る。
それだけで、色、形、ブラシ、パターンなどの素材を作成することができるアプリが、「Capture CC」です。

気になるものを発見したら、Capture経由で写真を撮ります。
写真からカラーを抽出したり、トレースしてベクターシェイプに変換したり、ユニークなパターンやブラシを作成したりすることができます。

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「パターン」「カラー」「ブラシ」「Look」「シェイプ」の5つのモードがあります。

- パターン : 撮影した写真からPhotoshopなどで利用できるパターンを作成します
- カラー : 撮影した写真から色を抜き出しカラーテーマを作成します
- ブラシ : 撮影した写真からPhotoshopなどで利用できるブラシを作成します
- Look : 撮影した写真の色調を抜き出し、Premiereなどで使えるカラーエフェクトに変換します
- シェイプ : 撮影した写真の輪郭を、Illustratorなどで使えるようにパスに変換します

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▲「ferret」のロゴからパターンを作成(左)したり、ブラシを作成(右)してみました

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▲ 次に、「ferret」のロゴに使われている色から、配色を抜き出してみました。利用したい部分の色をタップするだけで完成します

身の回りのもの全てが自分の作品のパーツとして使える、というアイデアは非常に面白いですね。
作成したパターンなどは、パソコンアプリだけではなく、Photoshop Sketchなどのほかのモバイルアプリでも利用することができます。
  

Adobe無料アプリ デザインとイラスト

2. Illustrator Draw

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Illustrator Draw」は、モバイルデバイスで簡単にベクターアートを作成することができるアプリです。
写真をトレースしてパスを作成したり、ゼロからオリジナルでドローイングしていきます。

モバイルアプリでも、デスクトップ版のようにレイヤーを使うことができます。
また、定規機能やスタンプ機能なども装備されており、多角形や複雑な形のパスを作成することもできます。

作成したパスは、ワンタップでIllustratorやPhotoshopにデータを送ることができます。
  

3. Photoshop Sketch

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Photoshop Sketch」は、モバイルデバイスで手書き感覚でスケッチすることができるアプリです。Wacom等のタッチペン対応のため、細かいニュアンスも意のままです。
「Illustrator Draw」と似ていますが、「Photoshop Sketch」ではパスデータではなくピクセルデータで保存するところが大きな違いです。そのため、水彩画やにじみなど、パスデータでは表現しにくいものも描くことができます。

こちらもレイヤー機能が付いているので、スマートフォンで撮った写真をトレースして描き、PhotoshopやIllustratorに送ることができます。

4. Comp CC

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Comp CC」では、スマートフォンやタブレット上で、印刷やWebなどのレイアウトを簡単に作成することができます。
操作は非常に簡単で、手書きで四角を書くと自動で見出しになるなど、手描き感覚の操作が魅力です。デスクトップ版のIllustratorのように、写真や図形、テキストなどを自在に配置することが可能で、Adobe Typekitから利用したいものをダウンロードするだけで様々な種類のフォントを利用することができます。

作成後は、デスクトップのPhotoshop、Illustrator、InDesign、Museに送って、カンプを仕上げることができます。
  

5. Experience Design (Xd)

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モバイル版「Experience Design」(通称Xd)では、デスクトップ版Xdで作成したモバイルアプリやモバイルサイトのUI/UXデザインを、モバイル版でプレビュー表示することができるアプリです。リアルタイムにトランジションが可能なので、勘に頼らずにUI/UXをデザインすることができます。
  

6. Preview CC

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Preview CC」は、デスクトップ版「Photoshop」で編集した画像を、リアルタイムにモバイル画面で確認することができるモバイルアプリです。
Xdで行うプロトタイピングのように、Photoshopを使ってプロトタイプを行っているクリエイターもいるでしょう。その場合には、この「Preview」を活用することで、その場でモバイルのデザインの見え方を確認することができます。