Z世代の“快適”な再生速度は1.5倍速、他世代の約1.2倍のセリフ量をストレスなく理解。今週のPICK UP!調査データ
損害保険ジャパン株式会社は、18歳から57歳の男女 計800名を対象とした「若者の動画視聴の実態調査」を実施しました。
調査によると、倍速視聴する人はZ世代で70.0%、ミレニアル世代で63.5%、就職氷河期世代で55.5%、バブル世代で60.0%と、Z世代が最も倍速視聴している結果となりました。
また、実際に再生速度を編集した動画を視聴し、快適に感じる速度の動画を選択してもらったところ、Z世代は1.5倍速、ミレニアル世代・就職氷河期世代・バブル世代では1.25倍速となりました。
※Z世代(N=140)・ミレニアル世代(N=127)・就職氷河期世代(N=111)・バブル世代(N=120)
(損害保険ジャパンの資料をもとにferret編集部作成)
快適に感じる動画のスピードを、1秒あたりのセリフの文字数で換算したところZ世代は“12.3文字”、一方、他世代は“10.1文字”となり他世代の約1.2倍のセリフ量をストレスなく理解していると判明しました。
動画の長さを基準に倍速視聴をする人の『倍速しようと思う動画の長さの基準』を世代別にみると、Z世代64.5分、ミレニアル世代31.0分、就職氷河期世代26.3分、バブル世代19.1分となりました。この結果から、Z世代は日頃から動画を見る時間が長く、長い視聴時間を上手く処理するために、高倍速にしていることが窺える結果となりました。
Z世代(N=57)・ミレニアル世代(N=49)・就職氷河期世代(N=21)・バブル世代(N=15)
(損害保険ジャパンの資料をもとにferret編集部作成)
倍速視聴をするZ世代に『倍速視聴する理由』を質問したところ、1位「時間がもったいないから」(51.9%)、2位「他の動画も視聴したいから」(48.1%)、3位「テンポ・スピード感が遅いものが多いから」(34.1%)と、動画視聴の際に消費する時間への意識が強く、Z世代の“タイパ(タイムパフォーマンス)思考”が顕著に現れる結果となりました。
企業プレスリリース詳細:損保ジャパン『Z世代映像研究課』設立!【若者の動画視聴実態】を調査 Z世代の“快適”な視聴速度は1.5倍速、他世代と比べて約1.2倍のセリフ量をストレスなく理解していることが判明
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