商品やサービスの魅力をお客様に伝えるために、「コピー」は非常に大切です。1文は短くても魅力が伝わり、何かしらのアクションを促すことができるものが理想的です。

自社ホームページブログ、ネットショップを運営する上で、広告以外にも商品やサービスのキャッチコピーやセールスコピーを書く機会は多くあります。コピーが書けるようになりたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで、「認知されるためのコピー」や「販売目的のコピー」など、コピーの書き方が学べる書籍4冊と、歴代の名コピーを集めた事例集2冊の計6冊をまとめました。

専業のコピーライターでなくとも、ホームページやネットショップでコピーを書かなければいけない立場にあるWeb担当者は、ぜひチェックしてみてください。

「コピー」の基本が学べるオススメ書籍4選

1. 広告コピーってこう書くんだ!読本

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広告コピーってこう書くんだ!読本

コピーライティングの基本とスキルとして必要な要素が体系的にまとまっている書籍が『広告コピーってこう書くんだ!読本』です。

著者の谷山雅計氏は、東京ガスの「ガス・パッチョ!」や日本テレビの「日テレ営業中」といったコピーを手掛けた日本を代表するコピーライターです。

著者は、良いコピーを作るためには「とにかく沢山書く」ことが重要だと述べています。また、センスに頼らず、「受けてにとって良いコピー」を書くための論理的な構成とコピーに対する考え方を学べます。例えば、コピーといえば「言葉の雰囲気」に目が行きがちですが、本当に大切なのは「問題解決である」という考え方です。

キャッチコピーだけでなく、ボディコピーの書き方にも言及しているため、ネットショップのブランドページを運用している担当者であれば必読です。

続編として『広告コピーってこう書くんだ! 相談室(袋とじつき)』という書籍も発表されています。

1作目で十分にコピーの書き方を学べるのですが、さらに独自性の高いコピーを作りたいという方向けの応用編としてオススメです。袋とじが付属しており、著者がコピーを書くために使用したノートも公開しています。

2. 書かなきゃいけない人のためのWebコピーライティング教室

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書かなきゃいけない人のためのWebコピーライティング教室

非コピーライター、Web担当者に特化した本が『書かなきゃいけない人のためのWebコピーライティング教室』です。

「文章を書くこと」が苦手でありながら、自社のホームページブログの運用を進めなければならないこともあるでしょう。そんなWeb担当者に向けて、コピーを書くための「仕組み」を紹介しているのが、この本の特徴です。

「コピーを書くための仕組み」と聞くと難しい専門書と感じてしまいそうですが、「カレーのレシピ」に例えて書き方を紹介しています。専門用語もわかりやすい例えで表現されているので、抵抗なく読み進められるでしょう。

また、ランディングページにおける情報の配置方法や、UXの視点から考えるコピーといった「Web担当者目線」の項目もあります。ホームページにユーザーが訪れたとき、どのように購入に至るのかを見据えた書き方ができるようになるでしょう。

実務に近い距離で語られるこの本は、広報やマーケター、エンジニアまでWebに関わる全ての人にとってオススメの一冊です。

3. セールスライティング・ハンドブック  「売れる」コピーの書き方から仕事の取り方まで

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セールスライティング・ハンドブック「売れる」コピーの書き方から仕事の取り方まで

ランディングページ」や「メールマガジン」といった「購買」に結びつくノウハウを学べる本が『セールスライティング・ハンドブック「売れる」コピーの書き方から仕事の取り方まで』です。

この本は1985年にアメリカで発売された「セールスライティング」のロングセラー書籍です。しかし、内容は現代に至るまで更新されており、今回紹介する第三版では「SEO」や「メールマガジン」といった現代のWebマーケティングを考慮した構成になっています。

ユーザーの気持ちを惹きつけ、購買に誘導するための心理学など、普遍的なテクニックが土台になっています。たとえば、見出しコピーを作るとき「ハウツー型」「質問形」「命令形」のようにタイプを分類し、ターゲットの関心から言葉を選ぶ方法が紹介されています。

また、海外発の書籍でありながら日本に合わせた事例に編集されているため、実務に当てはめやすいのが特徴です。先の2冊と比べ、専門性が少し高い内容なので、スキルアップのための応用として参考にしてみてください。

4. 糸井重里の萬流コピー塾

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糸井重里の萬流コピー塾

日本を代表するコピーライターである糸井重里氏が手がける著書『糸井重里の萬流コピー塾』もオススメです。

1984年に単行本、1988年に文庫本が発売された本ですが、現在は絶版となっています。しかし、中古本として流通しており、AmazonではKindle版も発売されているため紹介します。

糸井重里氏がコピー塾の家元となりお題を出題する形式で展開されていきます。そのお題は「ちくわぶ」「国鉄」「子供にベンキョーをすすめる」といった、一見すると突拍子もないユニークなものが収録されています。このお題に対して、塾生たちがコピーを考えるという展開です。

今回紹介する書籍の中で特に風変わりな書籍ですが、ユーモラスでありながら普遍的に人を惹きつけるコピーを学べる一冊です。エッセイ的な要素が強いため、気楽に手にとって見てはいかがでしょうか。