写真の構図とライティングの基本が学べる書籍8選
ホームページやSNSを運用する際、写真は欠かせません。自社の商品の魅力、会社の雰囲気などが伝わる写真を掲載することが非常に大切です。
「商品撮影」から「イメージカット」、「ポートレート(人物撮影)」など、コストの兼ね合いでプロカメラマンに依頼できない場合もあります。
しかし、「写真を撮る」ことはできても、クオリティに自信はないというWeb担当者もいるのではないでしょうか。
今回は、「構図」「カメラの設定」「ライティング」など写真の撮り方の基本が学べる書籍と、プロカメラマンが撮影した事例が学べる書籍をまとめました。写真のクオリティを上げたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
写真の構図やカメラの設定など基本が学べる書籍3選
1.さあ、写真をはじめよう 写真の教科書
『さあ、写真をはじめよう 写真の教科書』は、東京工芸大学の写真学科の講義にて実際に仕様されているテキストを書籍化したものです。カメラの構造から、露出設定、構図の捉え方などを体系的に学ぶことができます。
一眼レフの写真が「ボケる」理由など、カメラの原理から基礎を学ぶことができます。この本を学ぶことで、様々な撮影手法へ応用できます。
また、実際にプロが撮影した作例をもとに、どのように撮影すれば良いのかを論理的に説明されています。
F値とシャッタースピードによる露出設定の方法もわかりやすく解説されているため、これからマニュアル撮影に挑戦したい方にもオススメの書籍です。
2.世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 改訂版
世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 改訂版
『世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 改訂版』は、カメラの知識が無い方でも「すぐ使えるスキル」が学べる本です。
「プログラムオート(Pモード)」や「絞り優先モード(Aモード)」など、各種「オートモード」を利用した撮影の方法などを解説しているのが特徴です。
マニュアル撮影に抵抗のある方や、マニュアル撮影を覚える時間がない方でも実践しやすいのが特徴です。また、書籍を購入することで動画コンテンツをダウンロードできるため、初めてデジタル一眼レフを触る人でも取り組めるでしょう。
また、簡単な構図の決め方や、被写体に合わせたイメージの作り方といった「写真の演出」においても、わかりやすく解説されています。雰囲気のある写真をすぐに撮影したいという方にオススメの書籍です。
3.写真がうまくなるデジタル一眼レフ 構図 プロの見本帳
『写真がうまくなるデジタル一眼レフ 構図 プロの見本帳』は、写真の構図に特化した本です。カメラの操作方法や、露出の設定などある程度の撮り方を覚えた方向けのステップアップ用教材としてオススメです。
この本には、プロカメラマンによる、89種類の構図パターンが掲載されているのが特徴です。写真を立体的に表現するための構図や迫力を出すための構図、幻想的な雰囲気を作るための構図など、撮りたいシーンに合わせて活用してみましょう。
カメラの使い方を覚えたものの、綺麗に写真が撮れない......と悩んでいるのであれば、構図が原因の可能性が高いです。それならば、構図に特化した本を参考に練習してみましょう。
ライティング(光の当て方)や機材の使い方が学べる書籍2選
4.クリップオンストロボ 本格ライティング
『クリップオンストロボ 本格ライティング』は、その名の通りクリップオンストロボを活用したライティングテクニックを紹介した本です。通常、クリップオンストロボを直射すると、反射の激しい単調な写真になりがちです。
この本では、そういったライティングの問題を解消できるでしょう。雰囲気のある写真を撮るために「アンブレラ」や「ソフトボックス」を併用した方法が紹介されています。また、光の強さや当てる角度といった基礎から学べるので、ライティング初心者でも安心して活用できるはずです。
自社で写真を撮影する場合、低コストなクリップオンストロボが利用されることが多いので、この本を参考に使い方を覚えてみましょう。
5.基礎から始める、プロのためのライティング
『基礎から始める、プロのためのライティング』は、プロが撮影で使用する照明機材や、その用途について体系的に学べる本です。
実際に利用するとなると、少々高額な機材も含まれますが、フォトスタジオを利用する場合や、機材に余裕がある場合に活用できる内容が揃っています。ライティングの方法についても、スチル撮影やポートレートなど被写体に合わせて学ぶことができます。
商品写真などシンプルに明瞭な写真を撮りたい方にもオススメですが、広告向けのイメージカットを撮りたい方にもオススメです。ライティングを学ぶことで、被写体の雰囲気をコントロールできるようになるでしょう。
ポートレートから商品写真まで撮影事例が学べる書籍3選
6.ポートレートの正しい撮り方
『ポートレートの正しい撮り方』は、人物撮影に特化した事例が学べる本です。モデルを使用した商品撮影など、人物を撮ることが多い担当者であれば、被写体を魅力的に撮影する方法が学べるためオススメです。
女性や男性、子供といった被写体に合わせた撮影方法が学べます。また、「日中」と「夜間」や「屋内」「屋外」など、シチュエーション別の撮影事例が掲載されています。事例を確認してすぐに実践に応用できるため、使い勝手の良い書籍です。
写真の基本をある程度学んだ上で、作例を学びたい方にオススメの本です。
7.売上がアップする商品写真の教科書
『売上がアップする商品写真の教科書』は、その名の通り「商品写真」に特化した「売上」を作るための本です。
ネットショップ向けの商品撮影テクニックを学ぶことができます。ひと目見て綺麗な写真を撮ることは重要ですが、写真によって商品の魅力を伝えることも重要です。顧客に対して訴求したい点を明確に撮影できるノウハウが学べます。
通常のスチル撮影の方法、大型商品、金属製品、アパレルなど、取り扱う商品に合わせた事例が学べるので、ネットショップ担当者であればチェックしておきましょう。
8.もっとおいしく撮れる! お料理写真10のコツ
『もっとおいしく撮れる! お料理写真10のコツ』は、料理を美味しそうな雰囲気で撮るための事例がわかる本です。
料理写真は、撮影者によって見た目の「美味しさ」にブレが出やすい繊細な被写体です。そのため、カメラの使い方は知っていても料理写真は苦手という方も多いのではないでしょうか。この本はそんな方にオススメです。
料理写真の構図の作り方、光のコントロール方法を学ぶことができます。照明機材は使わず、自然光で雰囲気を作るための方法にも言及しており、その他の商品撮影にも応用できます。
まとめ
写真の撮り方は、基本をおさえるだけで格段に上達します。適切な露出にカメラを設定し、構図と光の当て方(ライティング)を覚えるだけで大丈夫です。
プロカメラマンへ依頼するものと比べれば劣ることもありますが、「プロが撮ったような写真」を撮れるようになるでしょう。
カメラの操作に慣れていない方でもわかりやすい書籍をまとめましたので、写真を撮る機会の多いWeb担当者であれば参考にしてみてください。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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