AIが線画を自動でカラーイラストにしてくれる!線画自動着色ツール「PaintsChainer」の使い方を解説
「デザインのイメージはイラストにできても、色ぬりまでは…」とイラストの作成を諦めてしまったことはありませんか?特に人物のイラストや風景画などの場合、塗りつぶし機能だけでは想像したようなカラーイラストを作成できないでしょう。
そんな方にとって重宝するツールとして、自動で線画を着色できるPaintsChainerというツールがあるのをご存知でしょうか。
今回は、PaintsChainerの利用方法と使用する際の注意点を解説します。
PaintsChainerとは
「PaintsChainer(ペインツチェイナー)」とは、線画をもとに自動で着色を行えるツールです。
通常、線画に着色するには、イラストソフトなどを利用して自分で色をつけていく必要があるでしょう。ですが、PaintsChainerでは線画に合わせて自動で色をつけられます。
http://paintschainer.preferred.tech/index_ja.html
上記の画像の場合、いくつかの色をヒントとしてイラストに描き込んだだけで、右のような着色が行えました。線の途切れ目を認識して、色が自動でけられていることがわかるでしょう。
PaintsChainerにはAIの一種であるディープラーニングのフレームワーク「Chainer」が用いられています。線画で描いた内容をもとに自動で判断して最適な色を導き出しているのも特徴でしょう。
例えば上記の画像の場合、画面右上の太陽にはヒントの色を置いてないのに、赤い色がついています。
また、PaintsChainer単体で着色が行えるだけでなく、2017年5月からはイラスト共有サービス「pixiv」が提供しているイラストコミュニケーションアプリ「pixiv Sketch」の機能としても提供が開始されました。
参考:
日本発のPaintsChainerはAIで線画を自動着色―ニューラルネットワークが驚異の能力 | TechCrunch Japan
線画着色webサービスPaintsChainerを公開してみた|Qiita
お絵描きコミュニケーションアプリ「pixiv Sketch」と線画自動着色サービス「PaintsChainer」が連携。AI技術によるイラストの自動着色機能を提供開始。 | ピクシブ株式会社
PaintsChainerの利用方法
「PaintsChainer」は無料で利用でき、会員登録も不要です。
ただ着色したイラストのデザインを修正する際には「pixiv Sketch」を利用する必要があります。
「pixiv Sketch」を利用するには、無料の会員登録を行わなくてはいけないので注意してください。
※記事内ではGoogleChromeを使用しています。他のブラウザやアプリ版とは若干異なる部分もあるかもしれないのでご了承ください。
1.PaintsChainerにアクセスする
https://paintschainer.preferred.tech/index_ja.html
上記のURLから、PaintsChainerにアクセスしてください。
PaintsChainerでは「お絵描き自動着色」と「簡単自動着色」の2種類の機能が提供されています。お絵描き自動着色はpixiv Sketchを利用するため、pixivの会員登録が必要となります。
会員登録の上、ログインしましょう。
2.線画を描く、もしくは画像を選択する
トップページの「お絵描き自動着色」をクリックすると下記のような画面が立ち上がります。すでに着色したいイラストがある場合は、画像を選択してください。
また、イラストの作成から始めたい場合は画面の黒い部分をクリックすると、キャンバスが表示されます。ペンやブラシを使ってイラストの作成も行えるので合わせて利用してみてください。
3.自動着色する
画像をアップロードすると、下記のように自動で着色されます。
なお、作成したイラストに色をつけたい場合は画面右上の「自動着色する」をクリックしてください。
4.好みの着色パターンを選択する
PaintsChainerには「たんぽぽ」「さつき」という2種類の着色パターンがあります。
画面中央にある切り替えボタンをクリックして、自分の好みのパターンにしましょう。
5.自動着色のヒントとなる色をつける
自動着色だけでは、自分の思い通りの色になっていない場合もあるでしょう。
例えば、以下のイラストの場合、男の子の腕が黒くなってしまっています。
また、頭の一部や雲も同様に黒くなっているため、それぞれ違う色に変更してみましょう。
画面左にあるパレットから色を選択し、線画にヒントとなる色を描き入れていきます。
上記画像では、雲に水色、男の子の髪に茶色い線を入れています。また、男の子の腕が肌色になるよう色をおきました。
6.再度、自動着色をする
ヒントの色をつけたら、画面中央のアイコンをクリックして再度自動着色を行います。
自動着色が終わった右側の画像では、色をつけた男の子の髪や雲の色が変わっていることがわかるでしょう。
7.画像をダウンロードする
着色が終わったら画面中央上にある「決定」をクリックしましょう。
さらに画面右上の雲の形をしたアイコンをクリックすると、自動で画像をダウンロードできます。
ダウンロードできる画像の形式はPNGのみなので注意してください。
- フレームワーク
- フレームワークとは、アプリケーションソフトを開発する際によく必要をされる汎用的な機能をまとめて提供し、アプリケーションの土台として機能するソフトウェアのことです。 元々は枠組み、下部構想、構造、組織という意味の英単語です。アプリケーションのひな形であり、これを開発に利用することで、大幅な効率の向上が見込めます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- トップページ
- インターネットのWebサイトの入り口にあたるページのことをトップページといいます。 一般的には、階層構造を持つWebサイトの最上位のWebページをさします。サイト全体の顔としての役割も果たすため、デザインなどで印象を残すことも考えたサイト作りも有効となります。
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