パソコンを使用して業務を行っている方は、日々作業効率をあげるための便利なツールを探しているのではないでしょうか。
さまざまなツールがありますが、本当に便利かつ無料のものを探すのは、時間も手間もかかるものです。

今回は、Windowsユーザーにオススメの、作業効率アップに役立つ便利なフリーソフト7選をご紹介します。
フリーソフトを試してみたいけれどそもそも探す時間が惜しい、という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

Windowsユーザーにオススメのフリーソフト7選

1.Everything

1.png
インストールはこちら

パソコン等のハードディスク内のファイルやフォルダをデータベース化して、高速検索を行うことができるツールです。
管理しているファイルやフォルダの数が増えれば増えるほど、必要な時に必要なファイルやフォルダをすぐに開く作業が意外と難しくなります。
こちらのツールを使用すれば、該当のファイルやフォルダをすぐに見つけることが可能です。

データの自動アップロード機能や、検索をより便利にしてくれるフィルタ機能なども搭載されていますので、作業効率が格段にアップすること間違いありません。
インターフェイスは検索ボックスとファイルリストのみ、というシンプルな作りになっていますので、誰でもすぐに使いこなせることもオススメしたい点のひとつです。

2.StrokesPuls

2.png
インストールはこちら

こちらは、Windows10に対応しているマウスジェスチャーソフトです。
Macパソコンとほぼ同様の操作を代替することが可能ですので、例えばプライベートではMacを使用しているけれど会社で支給されているパソコンはWindows、という方などにオススメです。

初期設定で、右クリックをしながらマウスである特定の軌跡を描くことで割り当てた動作を行うことができます。
一時的に動作をオフにする際は、あらかじめ指定したキーを長押しするだけで済みます。

その他にもオリジナルのマウスジェスチャーを登録することも可能ですので、ご自身が操作しやすいように設定を行ってください。

このソフトは英語表記ですが、日本語化することも可能です。
日本語化する場合はStrokesPlus日本語化パッケージ配布ページから日本語化パッチをダウンロードしてください。

3.Orchis

3.png
インストールはこちら

こちらは、パソコン上での作業をより効率化してくれるランチャーソフトです。
普段は画面上に常駐していませんが、デフォルトでは左ダブルクリックをするか「Ctrl + Alt + Space」キーを同時に押すことでランチャーが表示されます。

あらかじめ設定を行えば呼び出し方法を変更することも可能で、例えば画面端にマウスを移動させるだけでランチャーを表示させる、などもできますので、デフォルト以外の呼び出し方法を設定する場合は使用しやすいように設定してください。

ランチャー内では項目をドラッグ&ドロップして並べ替え、使用しやすいよう整えることができるほか、フォルダを作成して階層構造で表示することも可能です。
また、区切り線を入れて可視性をアップしたり、設定からランチャーのデザインを変更したりなどもできる、比較的自由度の高いソフトです。

4.Schedule Watcher

4.png
インストールはこちら

こちらは、Windowsユーザーの方に特にオススメしたい、多機能スケジューラーソフトです。
スケジュール、ToDoリスト、メモがひとつの画面上で管理できるほか、日別・月別のメモを表示画面から直接書き込むことができるため、例えば会議中にメモをとっておいて後から期限等をスケジューリングする、などの使用方法がオススメです。

表示画面は、年間・月間・週間とカスタマイズすることができますので、臨機応変に切り替えて使用してください。

そのほか、ポップアップでアラーム設定をすることやUSBでデータのバックアップを取ることなどもできますので、オフラインで使用できるスケジューラーソフトとして特にオススメです。

5.FileMary

5.png
インストールはこちら

こちらは、重複しているファイルを発見・削除・移動することができるツールです。
使用頻度としてはあまり高くありませんが、例えばパソコンの容量がぎりぎりになった際に、このツールを使用して重複しているファイルがないか確認し、あった場合には一括削除または移動することで、容量を確保することができます。

一度使用した検索条件や検索対象を保存して再利用できたり、オプション機能から特定の拡張子のみを検索対象とする/対象外とすることもできます。

6.PortableApps

6.png
インストールはこちら

こちらは、使用しているフリーソフトをUSBに入れて持ち運ぶことができるツールです。
対応しているソフトは、インターネットブラウザやメールソフトのほか、メディアプレーヤーや画像編集ソフトなど、多岐に渡ります。

フォルダ内のファイルのバックアップ機能もあるため、例えばパソコンを修理に出す際や、自宅のパソコンの作業環境を会社のパソコンの作業環境にも反映させたい場合などに便利です。

こちらも「FileMary」と同様に使用頻度の高いツールではありませんが、インストールしておけばいざという時に便利です。

7.Rainmeter

7.png
インストールはこちら

Windows8以降、デスクトップのガジェットが廃止されてしまったためにタスクバーを非表示にしている方は時計を表示できずに困っているのではないでしょうか。
こちらのツールは時計や天気などはもちろん、システムリソースやRSSフィードなどを表示することができる、デスクトップカスタマイズツールです。

スキンを読み込めば使用可能で、スキンは世界中で1000種類以上が公開されています。さらにスキンの中でも好みのこののみ抽出して使用することも可能ですので、使用しやすいようにオリジナルのデスクトップに整えることができます。

なおこちらのツールを使用する際は、独自の用語をあらかじめ理解しておく必要があります。
最低限理解しておきたい用語を以下でご紹介しますので、用語の意味を理解した上で使用してください。

・スキン
スキンとは、壁紙やアプリなどデスクトップ上に表示されている、ものを意味しています。「ウィジェット」に近い用語と考えれば理解しやすいのでは。例えばRSSフィードのことを「RSSフィードスキン」、時計アプリのことを「時計スキン」、というように使用します。

・スキンスイート
スキンスイートは、Rainmeterの設定を決めているものを指します。ホームページを例によりイメージしやすい言葉で表現すると、ホームページ全体のテーマ、のようなものです。スキンスイートを複数組み合わせて使用することも可能ですが、特定のスキンスイートを決めてスキンの設定を行うと、よりすっきりとした可視性の高いデスクトップになります。

・テーマ
スキンの設定をセーブしたものを「テーマ」と呼びます。スキンの設定を行ったら必ずセーブするようにしてください。スキンを複数設定すれば、例えば業務中に使用するテーマ、プライベートで使用するテーマ、と切り替えることができます。