こんにちは、ライターのナッツこと、永田優介です。昨今話題の"インフルエンサーマーケティング"。SNSなどで影響力のあるユーザーを介して、商品やブランド等の認知拡大、購入促進を狙ったこのインフルエンサーマーケティングは、インスタグラムでも多く見られるようになりました。

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そこで今回は、ferretが提供するインスタグラム分析ツール『ナビスタ』を使い、インフルエンサーマーケティングにおけるインスタグラムでの投稿パターンを調査。様々な企業の商品やブランドが、インスタグラム内でどのように発信されているか見ていきましょう!
  

インスタグラムインフルエンサーのPR投稿パターン10選まとめ

インスタグラム分析ツール『ナビスタ』では、特定のハッシュタグを使った投稿をランキング形式で調べることができます。今回、インフルエンサーマーケティングなのか自発的な投稿なのかを判断する上で、「#PR」ハッシュタグ付きの投稿を選びました。

その中でもいいね数の多かったPR投稿から、10パターンの投稿をご紹介いたします。
※いいね数の数値等は記事執筆時点のものを掲載しております。

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パターン1. 商品物撮り

ミュージシャンの宇野実彩子さんのPR投稿。いいね数は46,000を越えており、コメントも多数。ただ単純に商品写真を載せるだけではなく、商品のまわりにお花を添えて撮影しているのが、思わず「いいね」をしたくなるポイント。「写真の撮り方が綺麗」といったコメントも寄せられていました。商品の物撮り投稿でも「可愛さ」を演出するためのひと工夫加えることが大切ですね。
  

パターン2. 商品を持ってポーズ

筧美和子さんのシャンプーPR投稿。商品を持ち、ご自身と一緒に写った写真を投稿されています。フォロワーの方にとってもタイムラインを眺めていてひと目で「筧美和子さんの投稿だ」とわかり、かつ商品パッケージの訴求もできるパターンですね。筧美和子さんのこちらの投稿では、「笑顔が可愛い」といったコメントも多く、25,000近いいいねが集まっていました。
  

パターン3. 利用シーンを撮影

(スライドしてね) 昨日友達とふらっとミニトリップで由比ヶ浜に行って来たよ #スミノフ #由比ヶ浜 #PR

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こちらはアルコール飲料「スミノフ」のPR投稿。パターン2と違い、ビーチでスミノフを飲む、という自然なワンシーンをインスタグラムに投稿しています。利用シーンの撮影ができるような商材であれば、認知だけでなく利用シーン想起につながる投稿です。また、こちらの投稿は複数枚投稿になっており、2枚目は商品+サイン(看板)の写真に。投稿テキストでも2枚目を見てもらえるよう工夫されています。
  

パターン4. 利用シーン+商品の組み合わせ

#七夕のおねがいごと #cat #猫 #ネコ #シーバ #とろーりメルティ #夏 #夏猫 #PR

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続いてはキャットフードのPR投稿。思わず笑みがこぼれてしまう可愛い食事風景に加えて、夏アイテムと一緒に商品パッケージが添えられています。こちらは上述のパターン1と3の組み合わせた形で、利用シーンだけではなく商品も構図の中に入れ込むことで、より商品の認知につながりそうな投稿です。2枚目以降の写真も可愛く、コメントは170件以上も集まっていました。
  

パターン5. コーディネート

こちらはモデルの鈴木えみさんの投稿。アパレル商材のPR投稿は、このようにインフルエンサーの方に着用いただく投稿が多く目立ちます。一見するとどこのブランドの服かわかりづらいため、鈴木えみさんの投稿のようにブランド名を投稿テキストやハッシュタグに添えたり、画像にブランドアカウントタグ付けするなどして、ブランド認知を獲得しています。特にブランドアカウントタグ付けは新しいフォロワー獲得にもつながる可能性があるため、認知以外のメリットも狙えますね。
  

パターン6. メッセージ重視

. 《SK-IIの女性の生き方調査》によるとSNSの投稿を目にする機会が増えて、いろいろと焦りを感じている女性が多いらしい。30歳という年齢は日本人女性にとって一番迎えるのが不安な歳なのだとか。 女性に限らず、男性もそう。 子供の頃は何も考えずに生きてきたけど、確かに大学入って、新卒で就職とか年齢に対するプレッシャーとか社会からの期待とかってやっぱりある。僕の場合も年齢を意識して生きて来たし、この先どうしていこうかとか、発信する側の人間としてのプレッシャーを感じることもあるし、インスタグラムの写真見て自分の生き方と違う他人が羨ましくなったりも確かにする。 こういう時代だから。 でも、なんでもそうだけど年齢で割り切れるほどシンプルじゃないと思うけどなー。こういう日本の社会は海外と比べるとやっぱり大分違うような気がする。どう思います? #年齢って何だろう #changedestiny #skii #PR

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   こちらはSK-IIのPR投稿。商品訴求ではなく、「#年齢って何だろう」というお題キャンペーンのPR投稿となっており、モデルの北岡伸多朗さんが投稿テキストで年齢について語られています。直接的な商品パッケージの写真ではなく、ブランド認知拡大、好感度向上を狙うようなお題キャンペーン。インフルエンサーの言葉で語られるメッセージに共感されるファンも多く、いいね数は12,000以上も集まっていました。    ### パターン07. 利用シーン動画

続いては、調理器具のPR投稿。お子さんがバナナをカットし、商品を使ってドライフルーツにするこちらの動画は、なんと27万回以上も再生されています。動画投稿はタイムラインでも目に留まりやすく、こちらの動画のように利用シーンを明確に見せることができるため、これからも様々なPR動画が出てきそうですね。
  

パターン08. イラスト投稿

【まめちゃん×エレビット インスタコラボ連載】 ・ 女性の健康的な生活を応援するバイエル薬品さんと一緒に 妊娠生活のあるある絵日記を執筆させていただきました! わたしの妊娠中の経験や、みなさんから頂くコメントなどを振り返りながら 更新しています! ・ 最終回の今回は#妊娠後期 赤ちゃんがどんどん大きくなることで内臓が圧迫されて、食欲が落ちるなどと聞いていたのですが私の場合、全くそんなことはありませんでした おかげさまで増え続ける体重。健診日が近づくにつれて胃が痛む…… なぜなら妊婦健診の日には必ず体重を計らなければならないからです。 そんなこんなで、悪あがきにもほどがありますが 健診の日は出来るだけ軽そうな服を必死で選んでいました…… #意味なし #悪あがき #ラストスパート #落ちない食欲 #エレビット #PR

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ここまで写真投稿や動画投稿をご紹介してきましたが、続いてはイラストによるPR投稿です。インスタグラムでは投稿テキストを添えることができますが、やはりパッと目に入るのは写真や動画のビジュアルコンテンツ部分。しかしイラストであれば、このようにイラスト内にテキストを添えることができるため、一枚の絵で多くの情報を伝えることができます。また、商材の雰囲気によっては写真や動画ではなく、イラストのほうがマッチすることもあります。こちらは妊娠というテーマもあり、イラストによって温かみのある投稿になっていますね。
  

パターン9. キャンペーンPR投稿

寝る前に歯磨きをして おやすみの #今日を愛する #LIONふれあいの木 #歯みがキス #PR

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モデル近藤千尋さんによる、「大切な人とのキスショット」を投稿するというLIONのユーザー参加型キャンペーンのPR投稿。ユーザー参加型のため、投稿テキストではキャンペーン参加方法についても紹介されています。近藤千尋さんはお笑い芸人の太田博久さんと結婚、インスタグラムでもご夫婦での写真を投稿するなど、キャンペーンテーマに非常にマッチする方です。このようにキャンペーンPR投稿型は、ただ単に影響力があるだけでなく、テーマと相性のいいインフルエンサーを起用することが最も大切ですね。
  

パターン10. イベント型投稿

最後にご紹介するのは、モデル堀田茜さんのインスタグラム投稿。写真はアイスクリーム「ピノ」をアレンジして楽しめるカフェのオープニングセレモニーでの一枚です。商品認知やブランド認知だけでなく、このようにイベントの認知や来店促進としてもインフルエンサーマーケティングは活用されています。イベントを企画されるような企業であれば、インフルエンサーを起用したPRを検討してみてはいかがでしょうか。堀田茜さんのこちらの投稿は、13,000以上のいいねが集まっていました。