まとめ

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2017年8月31日のワールドカップアジア最終予選第9戦、勝てばワールドカップ出場が決まる大舞台、宿敵オーストラリア戦は2-0の勝利という歓喜で幕を閉じましたが、得点したのは紛れもなく、リオオリンピックに出場した2人(浅野選手、井手口選手)だったことも、偶然ではないはずです。

リーダーはチームの成長に軸を置きながら、上手に競争を起こさなければなりません。ライバルのケガや不調によってチャンスを得る、言い換えれば「人の不幸の上に成り立つ勝利」では、仮に勝ったとしてもそこに成長はありません。つまり、蹴落とし合いの競争には、チームの成長は見込めないということです。負の競争から抜け出し、高め合い、磨き合いの精神で競える、成長路線の正しい競争を心掛けたいものです。