【1】文字の修正・追加・削除

【1-1】文字の修正

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1文字の修正の場合は、修正文字に斜線を引き、修正後の文字を指示します。

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複数文字の修正の場合は、修正開始文字から修正終了文字までを斜線で挟み、その間に打ち消し線を引いて修正後の文字を指示します。

【1-2】文字の削除

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文字を削除する場合は、削除する文字に斜線を引き、「トル(トルツメ)」と書いて指示します。

【1-3】文字の追加

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文字を追加する場合は、「」で追加する箇所を指定し、上図のように追加する文字を指示します。なお、縦書きの場合は「」で指定します。

【2】文字の入れ替え

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隣り合った文字を入れ替える場合は、入れ替える文字を上図のように挟んで指示します。

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離れた文字を入れ替える場合は、入れ替える文字を上図のように囲んで指示します。

【3】改行

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改行する場合は、改行後に行末と行頭となる部分に上図のような記号を書いて指示します。

【4】アルファベットの大文字・小文字の変更

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アルファベットの大文字と小文字を変更する場合は、それぞれ変更したい文字を丸で囲み、大文字を小文字にしたい場合は「小」、*小文字を大文字にしたい場合は「大」*の文字を丸で囲んで両方の丸を繋げます。

まとめ

文章の校正・校閲を行う場合には、ツールの活用と人力での確認どちらも行うことをオススメします。ツールで大枠を確認した後、人の目でも念入りにチェックしてみましょう。

「たったの1文字」の間違いが、重大な誤解に繋がることもありえます。もしそれが人名であった場合は、本人にとって大変失礼なミスです。発信側の責任として、誤りはできる限り潰していくための仕組みを作っておきましょう。