URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。

URLの構成

<URL例>
https://ferret.s3.amazonaws.com/images/5408414969702d27429b0000/large.jpeg?1409827141)

URLは以下の要素で構成されています。

・スキーム…「http」の部分がこれにあたる
・ホスト名…提供webサーバーの識別をする
・パス名…ファイルの場所を指定する
・ポート番号
・フォルダ名

※パスワード、ポート番号など一部の構成要素は省略することが可能です。

スキームの代表例

URLの冒頭に「http」という表記があります。HTTPとは「Hypertext Transfer Protocol 」の略で、webサーバーとブラウザがデータを送受信するために使われる通信手順のことです。インターネットを利用するときにブラウザに「http」と打ち込むのは、HTTPを使って通信することを指示するためです。

スキームのほかの例としては、メールの宛先に使用される「mailto」や、ファイルを参照するための「file」などがあります。

その他の要素

その他の要素については、決まった文字列はありません。
たとえば、( https://www.google.co.jp/ )や( http://www.yahoo.co.jp/ )と記述されます。

この場合、「google」や「yahoo」部分は企業名であることを示しており、「co」や「jp」は、企業であることや日本のサイトであることを表しています。このように、企業名やホームページの名前をURLに入れる傾向が強いようです。

また、Yahoo! ショッピングにアクセスするとURLが( http://shopping.yahoo.co.jp/ )となり、「shopping」という文言がついてきますが、これはファイル名を表しています。

会話例

「あなたのブログURLを教えてください」
「Yahoo! のホームページURLは、http://www.yahoo.co.jp/ です」