オンラインストレージを活用する際の注意点

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オンラインストレージを使う際にいくつか注意しなくてはいけない点があります。
  

セキュリティ面

オンラインストレージは、サービスを運用している企業から提供される貸倉庫のようなものです。データを他社の管理するストレージに預けることになるため、抵抗感を持つ方もいらっしゃるでしょう。サービスしている企業側の事故による情報漏えいと言った被害のリスクがないとうわけではありません。

共有設定の誤りなど社内の人間による人為的な過失などが情報漏えいにつながってしまうリスクもあります。社外秘のデータを誤って社外の人にも共有してしまったり、ファイルの公開範囲の設定をミスしてしまい誰でもアクセスできる状態にしまうなど、様々なケースが懸念されます。それに加え、退社した人間に共有設定が残ってしまっているというケースも多々あります。
  

共有先の会社がサービスを利用できない

クライアントやパートナー企業とファイルを共有しようとした際に、会社によっては活用したいオンラインストレージサービスの利用自体が禁止されているケースもあります。各会社の情報セキュリティポリシーによって、オンラインストレージと言ったクラウドサービスが使えないだけではなく、指定のUSBメモリ以外はパソコンに差してはいけないと言ったルールがある企業さえ存在します。

大容量のファイルをやりとしなければいけないプロジェクトの際には、ファイルの受け渡し方法は事前にしっかり確認しておきましょう。
  

主なオンラインストレージサービス

Dropbox

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https://www.dropbox.com/

Dropboxはオンラインストレージの代表格として広く知られています。個人向けとチーム向け(ビジネス向け)の2パターンが用意されています。ファイル自体の保存期間は無期限で、誤って消してしまったファイルは一定期間保存されており簡単に復元ができます。

個人向けプランの無料版だと2GBまでとなっていますが、月額料金費用を払えば1TBまで増やすことができます。また、チーム向けプランでは、必要に応じてさらに容量を確保することが可能です。
  

Google Drive

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https://www.google.com/intl/ja_ALL/drive/

Google DriveはGoogleが提供しているオンラインストレージです。Googleアカウントを作成した時点で、自動的に利用が可能になります。ファイルのストレージとして活用できるだけでなく、WordやExcelというったオフィスソフトのクラウド版であるGoogle DocsやGoogle Spreadsheetなどのサービスが併せて利用可能です。クラウド上にエクセルファイル(Spreadsheet)を用意し、チームメンバーと共有することで、業務がスムーズに進みます。

Box

box.png
https://www.box.com/ja-jp/home

BoxもDropboxなどと同じくビジネス向けのプランが用意されているファイルストレージです。ビジネスプランにすれば容量が無制限になるためファイルのバックアップなどにも便利です。無料のパーソナルプランでも10GBの容量を利用できます。