ファイルサイズとは、コンピューターで扱うファイルの容量のことをいいます。
ハードディスクなどにファイルを転送する際などは、この容量をしっかりチェックしておく必要があります。その数値に応じてデータをコンピューターに保存することができます。

ファイルサイズの単位一覧

コンピューターで扱うデータは「0」か「1」の2進法で表されます。1ケタは「ビット(bit)」という最小単位があり、この1ビットが8個集まると「バイト(byte)」という単位で表示されるようになります。

1b(ビット)
1B(バイト)=8b
1KB(キロバイト)=1024B
1MB(メガバイト)=1024KB
1GB(ギガバイト)=1024MB
1TB(テラバイト)=1024GB

一般的によく知られているのは上記のテラバイトまでですが、実はテラバイトより上の単位もあります。

1PB(ペタバイト)=1024TB
1EB(エクサバイト)=1024PB
1ZB(ゼタバイト)=1024EB
1YB(ヨタバイト)=1024ZB

ファイルサイズを節約しましょう

ファイルをダウンロードする際、ダウンロード完了までの時間はこの容量によっても大きく左右され、容量の大きいものほどダウンロードも長く時間がかかってしまいます。

そこで、膨大なデータを転送したり共有などをする場合は、複数のファイルの1つにまとめたり、圧縮をしてファイルサイズ自体を小さくすることで、ダウンロードをスムーズに行うことができます。

ソフトウェアやファイルをダウンロードする際は、必ずといっていいほど「ZIP」形式などの特殊なファイルに圧縮されています。

また、画像や動画などのデータも、画素数の増大などの理由で巨大なサイズになっている場合があります。サイズを気にせずにファイルに画像や動画を貼り付けてしまうと閲覧事態にも余計な時間を要してしまうこともあり、適切な「ファイル形式」を選択して貼り付けを行うことが重要です。

ファイルサイズをできるかぎり抑えることで、資源や時間を大幅に削減でき、快適かつスムーズなパフォーマンスをすることができます。
ファイルサイズをしっかり理解して、ダウンロードやデータ作成を行っていきましょう。

用語例

ファイルサイズを小さくして送ってください」
「このファイルサイズは容量どのくらいですか」