ferretでは毎月「 株価と決算から見る デジタルマーケティング市場 」の連載で、日本の上場デジタルマーケティング企業26社の中で大きく株価が動いた会社にフォーカスして、その背景を検証しています。

今回は、連載の執筆者に「決算・株式投資」について理解を深めるために「おすすめの書籍」を2冊選んでもらいました。ぜひ、夏休みの機会に手にとってみてはいかがでしょうか。

目次

  1. 財務のポイントをクイズで理解する
  2. ウォーレン・バフェット氏の投資法や考え方がわかる

財務のポイントをクイズで理解する

会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方


大手町のランダムウォーカー (著)
KADOKAWA|2020年3月刊行

推薦者からのコメント

この分野で、最も売れている本の一つだと思います。

売れているのには理由があり、難しいイメージのある「財務のポイント」をとにかく分かりやすく解説してくれています。クイズ型というのもハードルを下げてくれていますし、入門書としては一番オススメの一冊となります。

ウォーレン・バフェット氏の投資法や考え方がわかる

株で富を築くバフェットの法則[最新版]---不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法


ロバート・G・ハグストローム (著), 小野 一郎 (翻訳)
ダイヤモンド社|2014年4月刊行

推薦者からのコメント

世界で一番有名な投資家ウォーレン・バフェット氏の投資法をまとめた本となります。バフェット氏は、最近は日本の大手商社に投資していることもあり、日本のニュースでも取り上げられる機会が増えています。

同様の本はたくさんありますが、これが一番分かりやすく、ポイントを捉えていると思います。株式を短期的に売買して儲けることも否定はしませんが、リスクが高く、最近はAIやアルゴリズムの発達で人の手でパフォーマンスを上げるのは難しくなってきています。

資産形成、運用という観点では、投資対象企業を徹底的に調べ、中長期的に成長していく企業の株価が割安なタイミングで投資し、一定期間保有するの方が面白味もあり、勝ちやすいスタイルだと考えています。この本はそういった考え方や方法を丁寧に解説してくれています。

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