マーケティング課題に対して、ferretに掲載の資料からピックアップして解決のヒントをお伝えする本企画。

今回は「アフィリエイト広告の報酬設定」のお悩みに対して、ASPを運営する、株式会社ファンコミュニケーションズの資料をもとに回答します。

解決のヒントになるお役立ち資料

【Excelシート付】アフィリエイト広告報酬設計のススメ

【Excelシート付】アフィリエイト広告報酬設計のススメ

アフィリエイト報酬の決め方について詳しく解説します

Q.アフィリエイト広告の成果報酬はどう決める?

広告主としてアフィリエイト広告の利用を検討しています。成果が発生した時の報酬額はどのように決めればよいのでしょうか?

A.競合他社の相場と、自社の目標CPAをもとに設定する

アフィリエイトの成果報酬が相場より低いと広告掲載メディアから紹介してもらいにくいため、適切な金額を設定することが重要です。

報酬額を決める際は、「競合他社の相場」と、顧客獲得にかけられるコストである「自社の目標CPA」の2つを考慮しましょう。

競合他社の相場の調べ方

競合他社が設定している報酬金額は、アフィリエイト広告のサービスを提供する「ASP」に登録することによって調べられます。ASPへの登録後、競合の広告主が出しているアフィリエイト案件の条件をみて金額を確かめましょう。

ただし、適切な報酬金額は、広告主企業が扱っている商品の認知度や商品単価などの条件によって変わります

たとえば、認知度が高く売れやすい商品は、アフィリエイトで成果を得やすいため、報酬金額が多少低くても紹介してもらえる可能性があります。また、高単価の商品は売れた時の利益額が大きいため、報酬金額を高めに設定することが可能です。

そのため、単に報酬金額だけを見るのではなく、競合商品の特徴も同時にリサーチした上で、自社商品のアフィリエイト報酬を決める際の参考にしましょう。

自社の目標CPAの考え方

CPAとは、新規顧客を1件獲得*するためにかかる平均コストのことです。アフィリエイト広告の報酬金額は、かけられるCPAの上限を超えないように設定する必要があります。

たとえば、1件売れると4,800円の利益が得られる商品を販売する場合、CPAの上限は4,800円で、それよりもコストをかけると赤字になってしまいます。そのため、アフィリエイト広告でこの商品を販売する場合も、設定できる報酬金額の上限は4,800円です。

ただし、初回購入のあとにリピートが見込める商品であれば、複数回の購入で得られる「LTVをもとに報酬を設定できます。たとえば、1人につき3回の購入が見込まれる場合、得られる利益は4,800円×3回の14,400円です。そのため、1回だけの購入を想定して決めた「4,800円」と比べて、より高いアフィリエイト報酬を設定できます。

LTVを考えた場合の広告予算

出典:資料「【Excelシート付】アフィリエイト広告報酬設計のススメ」

このように、LTVをもとに考えると、1回の購入だけで利益を出すよりも高い報酬金額を設定でき、広告掲載メディアから紹介してもらいやすくなります。

以上のような考え方で、競合他社の相場と同等またはそれよりも高く、かつ自社の上限CPAを超えないようなアフィリエイト報酬を設定しましょう。

下記の資料では、業界ごとの成果報酬の相場や、自社の成果報酬を設計できるワークシートなど、より詳しい情報を紹介しています。アフィリエイト広告の利用を考えている広告主の方はぜひ参考にしてください。

▼情報をより詳しく知りたい方は、該当資料をダウンロードできます

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