新たな価値や独自性を見つけられる定性調査

主にインタビュー形式を取る定性調査は、特定の事柄を深掘りするのに向いています。その結果、今まで気づかなかった価値や独自性を新たに見つけられることがあります。ただし、仮説を基に行われるインタビューは、インタビュアーによって理想的な回答へ誘導されてしまう危険性を持っているため、技術のあるインタビュアーの採用が非常に大きな鍵になります。

また、コラージュを使い消費者の持ってる考えを視覚的に表現してもらうことで、言葉では説明しづらい事柄を深く理解することが可能になります。さらにコラージュの情報は、特定の流通チャネル上でどのようなデザインが消費者に選ばれる可能性が高いかを見極める上でも、大きく役立つと言えるでしょう。

※調査の設計内容や分析方法は、調査の目的によって大きく異なります。

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その数値は何を意味する?『独自性』を見つけるための「定量調査」とは