マーケティングに携わっている方は、ご自身の業務や役割をどのように説明していますか?マーケティングにはビジネスにおける市場づくりのための市場・競合調査や商品開発、販売戦略、それに付随する企業やサービスの価値・ブランドを高める活動などがありますが、ここに関連する役割が広報(PR=パブリックリレーションズ)、宣伝、ブランディングです。

これらの役割とマーケティングは切っても切り離せない関係で、また企業によってはマーケティング担当の役割として広報(PR)や広告・宣伝、ブランディングを担っている場合もあるため、役割としてパキっと一言で説明するのが難しい領域でもあります。

担当者でもなかなか説明が難しいこの職種の基本的な役割を見てみましょう。似ているようで役割や目的は異なります。

マーケティングの役割

マーケティングとは「ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ること(※)」です。
(※)参考:https://ferret-plus.com/1041

企業やサービスの成長におけるあらゆる活動がマーケティングに該当し、マーケティングの中でも扱う業種やサービス、細かな役割や活用する媒体によって役割や業務内容、具体的な施策が大きく変わります。

例えば商品を開発する段階であれば、市場を読み、求められるサービスや商品を世の中に提供する活動が役割の一つです。すでに完成した製品やサービスであれば、それが売れるための戦略・仕組みづくりや具体的な運用活動の場合もあります。

広報(PR)の役割

広報(PR)の本来の意味は「国家など公的機関が一般市民に対して情報を伝播し、理解・共感を促す」活動のことです。現在では「企業がお客さまやステークホルダー、社員に対して理解・共感を促す」活動の意味で使われています。

広報活動には社外広報と社内広報があり、社外広報はメディアや報道関係者向けにプレスリリースで情報発信したり、自社を取り上げてもらうためにメディアとの関係構築を担います。社内広報は、社員の企業理解やコミュニケーション促進を目的とした活動で、社内報や会報の作成、社員向けイベント等で企業理解や社員同士のコミュニケーション活性を促します。

広告・宣伝の役割

広告・宣伝は文字通り、お金を支払うことで目的に沿った対象に伝えたいメッセージを確実に伝える活動で、マスメディアへの広告出稿や販促イベントなどを行います。認知はもちろん、売り上げ増など具体的な営利に直結する活動であることが多いです。

ブランディング

マーケティングが「どう伝えるか」を考え実行する活動なのに対して、ブランディングは「どう思ってもらえるか」を考え施策を進める活動と言えます。
今やまったく競合のいない企業・サービスは少ないはずです。生活者自身が選べる環境下で、企業やサービスの価値を高め“唯一無二”の存在にする活動、ポジティブな印象を持ってもらい「この企業のサービスだから購入しよう」と感じてもらうための活動です。つまり「愛され選ばれる」ための活動と言えます。

ブランディングを強化することで、マーケティング広告・宣伝の効果が増します。逆に、ブランドが確立されていない(認知度が著しく低い)、生活者に非常にネガティブな印象が持たれている場合は、どんなに良いサービスを出しても購入に結び付きにくくなります。

まとめ

マーケティングと混乱しやすい広報、広告・宣伝、ブランディングについてご紹介しました。企業やサービス成長のためにはどの役割も外すことができず、すべての役割が関連・協力し合う必要があります。

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マーケティング業務にも関わる「広報」の仕事と役割

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マーケティング担当は広報担当と仕事をする機会も多いのではないでしょうか。社外に向けて企業やサービスの情報を発信し価値を高める活動をするため、共通点もあり実際に業務で関わることも多い職種です。だからこそ広報の役割や仕組みを理解することで、よりスムーズなマーケティング活動が実現できます。