M2層:嗜好品や外食での消費傾向

M2層は35〜49歳の男性を指します。社会人の中堅層で、既婚者も多い世代です。

ある程度の経済力がありますが、家庭を持っており子供の教育費にお金がかかることと、家庭内での消費の決定権は妻であるF2層が持っていること、そして将来を見据えての貯金に重きを置くことから、他の層と比べると消費が少なくなっています。ただ、近年は独身者も多く購買力が旺盛な場合も少なくありません。

M2層の消費傾向としてはタバコやお酒の嗜好品、会社の飲み会といった人付き合いや外食などが多いのが特徴。また男性の育児にも注目が集まる現代では、子供の教育に関心を持つM2層も増えてきました。それに加えてM1のような嗜好を持つ独身のM2層も一定数増えてきています。

M3層:質を重視し購買力が一番強い

M3層は50歳以上の男性を指します。社会人としてはベテランで、役職に就いていたり、もしくはリタイアしていたりする人が多いです。子供も独立して経済的に余裕があるため、購買力が一番強い世代でもあります。

消費意欲に関してはF1層やM1層の方が高いですが、若い層よりも質を重視することから、「ブランド物や一流の品などを数点だけ」という買い方をします。

健康意識が高く、妻のF3層と一緒に健康面の改善に取り組みます。また消費に関してはF3層からの影響も大きいです。

C層、T層:購買力はないものの将来の投資となる世代

C層(Child、Kids)やT層(Teen-age)はいわゆる未成年世代です。男女ともに一緒になっており、購買力がなく、製品を購入する決定権もほとんどありません。

そのため一見、玩具メーカーや一部の子ども向けの製菓など一部の業界を除き、無視されがちな層でもあります。しかし、将来F1やM1として成長していく世代でもあり、将来の投資を見越したマーケティングによるアプローチをかけることも重要です。例えば、これらの世代で人気のあったアニメをF1やM1の製品とコラボさせるといったことも可能であり、全く何も行わなくてもいいという世代ではありません。

時代に合わせて各層に関する知識をアップデート

F1層〜M3層まで、年齢・性別でそれぞれ違った特徴や消費行動が見られます。しかし、時代の変化とともに、各年代層の特徴は変わりつつあることも覚えておかなければいけません。

例えばF1層・M1層は消費意欲が高いとされてきましたが、近年の傾向を見ると「無駄なモノを買わない」「その代わりにシェアリングエコノミーやサブスクリプションサービスを活用」といった特徴が見られます。

古い情報でマーケティングが失敗しないように、時代に合わせて各層に関する知識をアップデートし、それぞれのニーズに合わせたマーケティング施策に取り組んでいきましょう。

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