Z世代の消費行動の特徴

そんなZ世代は、普段どんな消費行動を取っているのでしょうか?彼ら彼女らの消費行動の特徴を見ていきましょう。

ブランド品よりも“質”を重視

誰もが知る高級ブランド品よりも“質”を重視する傾向にあり、無名ブランドでも製造工程や原料にこだわりのあるモノに価値を感じます。

例を挙げるとすれば、有名店の食器よりも外国の現地人が手作りした1点モノの食器や、原料にこだわった無添加のお菓子、クラフト系の商品など。どこまでもこだわり抜いた商品はそれなりの価格もしますが、同じ金額を出すなら名前で売っている高級ブランド品よりも、質にこだわった商品を選ぶのです。

個性を称えるメッセージに敏感

ミレニアル世代のように仲間意識の強いZ世代ですが「みんなが買うから買う」のではなく「心を揺すぶられたから買う」という感情で購入する特徴があります。

日本の“平均的な大人を作るための教育”に疑問を持ち、その反発もあってか人それぞれの個性を称えるメッセージに敏感です。大衆化を勧めるメッセージの広告よりも「自分らしさやユニークさを表現してもいい」という開放的なメッセージの方がZ世代の心を掴むでしょう。

「話題にできるもの」を好む

Z世代はSNSが当たり前の世界で生きているため、モノを買うときですら「SNSに載せられるか?」を考えています。よって、SNSに投稿したら話題になりそうなものを好む傾向も。

例えば「インフルエンサーが取り上げていた」「若者に人気のお店の新作・限定品」といった純粋な話題性のあるモノから「デザインがおしゃれで写真映えする」といった見た目の話題性まで、SNSを意識した消費行動を取っているのです。

いろいろな体験をしたい

人々の多様性を受け入れやすいZ世代だからこそ、自分自身もいろいろな体験をすることで人間性を高めたいと考えています。

ただし若い世代は体験を得るための金銭的余裕がありません。そこで選ばれるのが、安価で始めやすいサブスクリプションサービスです。1人4〜5つのサブスクリプションサービスを併用することも多く、それにより日常生活の中であらゆる体験を積み上げていきます。「辞めたいと思ったら辞めやすい」のも、本質を重視するZ世代の心に響きやすいです。

再びアナログのブームに

日常の中でインターネットを使うのが普通のZ世代の目には、逆にアナログなものが新鮮に映っているようです。デジタルカメラにはない味わいを出す「チェキ」が若者に大ブームを起こしたのが一例でしょう。

しかし、幼い頃にはビデオテープやカセットなども見たことがあるZ世代。アナログなものは決して「目新しいもの」ではなく、一度は見たり触れたりしたことのある、懐かしさを感じるものなのです。テクノロジーの進化により便利になった日常の中で、懐かしさやアナログに触れる体験を得たいという消費行動が見られます。

Z世代になぜ広告・マーケティングを行うべきなのか

Z世代が消費者層の最も大きな人口分布となり始めている昨今、この新しいジェネレーションへの訴求は多くの小売業者が避けては通れない道です。実際にZ世代を子供、または孫にもつ人々の9割が商品購入を決める際にZ世代の意見に左右されていると言われており、消費への影響力は絶大です。中小企業のネット通販はZ世代が最もよく買い物する場所として着目されるポテンシャルを十分持っており、Z世代の価値観を理解した適切な商品を取り揃えれば売上アップの大きな原動力となること間違いなしです。