日本では2015年頃からポップアップストアの注目が高まり、現在では多くの企業が「消費者とのタッチポイント」としてポップアップストアを出店しています。

ただ、ポップアップストアを出店するにあたって悩ましいのが出店スペース。期間限定の店舗とあって、短期間でいかに話題を作り集客できるかが重要なので、立地や会場のスペックは慎重に検討する必要があります。そこで今回は、今注目を浴びているポップアップスペースを5つご紹介すると共に、ポップアップスペースを簡単に探すことができるサイトをまとめました。意外な空きスペースも見つけられるでしょう。

ポップアップストアとは

ポップアップストアとは、空きスペースを利用して期間限定でポップアップ(=突然現れる)するお店、またはその出店形態のことです。ポップアップストアが登場した当初は、その店舗での売上確保を目的にすることも多かったのですが、今では企業やブランドのストーリーを伝え、“想いを体験”してもらい、それをSNSでシェアしてもらうことが重要になっています。

出店可能なスペースは、ショッピングモールの広場や屋外の路面から、店舗の一部エリアなど、最近ではおしゃれで好立地なレンタルスペースがいたるところにあります。

これらの空きスペースを利用して出店するポップアップストアはコストを抑えた販売ができるだけでなく、出店による様々なメリットがあります。

・商品を実際に体験してもらうことで、ECでの売り上げ効果を高める
・すでに実店舗を持っている企業でも、新たな顧客獲得が期待できる
・ブランドや商品の認知拡大につながる
・消費者との直接のコミュニケーションを通じて、長期的な関係構築につながる
・期間限定や場所限定は注目を集めやすく、SNSでシェアもされやすい

このようにポップアップストアは今やマーケティング手法の1つとして多くの企業・消費者に受け入れられているのです。

参考:ポップアップストアの進化論。ヒットの共通点は「アイデア」と「新奇性」

注目を浴びるポップアップスペース5選

ポップアップストアを出店するには、当然スペースが必要です。そこで注目を浴びているポップアップスペースをご紹介します。

アトリウム(東京ミッドタウン六本木)

event_atrium_top_2.jpg
画像引用・参考:イベントスペース&メディア|東京ミッドタウン六本木

【特徴】
東京ミッドタウンのショッピングエリア「ガレリア」に位置する3層吹き抜けのポップアップスペースです。天井が高いためフロアの視認性が高く、2階・3階からでも見つけやすいのが特徴。上質な空間も良い演出になります。
【会場スペック】
広さ:約210㎡/屋内、給排水、照明、隣接ブース、テーブル・イス使用可
【料金】
平日 ¥1,000,000/土・日・祝 ¥1,500,000

ZeroBase(表参道)

pic2.png
画像引用・参考:ZeroBase

【特徴】
地上4階のビルを丸ごと使ったポップアップスペースです。ポップアップストアに必要な広いスペースやキッチンを備え、さらに外壁広告も活用できます。道路に面した壁はガラス張りになっているため、人通りの多い道から発見しやすいのもポイント。
【会場スペック】
広さ:1F:約17㎡/2F:約15㎡/3F:約15㎡/4F:約9㎡
飲食可(電気、水道設備あり、ガス使用不可)/外照明あり/壁面広告、屋上広告あり
【料金】要お問い合わせ

LINE-UP STORE(オレンジストリート/難波)

thumb_lineupstore-0031.jpg
画像引用・参考:LINE-UP STORE

【特徴】
オレンジストリートから徒歩1分に位置するポップアップスペースです。昼は柔らかい光が差し込み、夜になるとネオンライトが輝き、時間によって表情を変えるのが魅力。トータルサポートもしているため、初めてポップアップストアを出店する方でも安心です。
【会場スペック】
広さ:約100㎡/屋内、全面ガラス張り/キッチン・カフェスペース付き(冷蔵庫・エスプレッソマシーン・IH・製氷機あり)/有線マイク・プロジェクター等無料で利用可能/利用時間の制限なし
【料金】¥1,620,000/週

umieセンターストリート1F特設会場(神戸ハーバーランド)

pic.jpg
画像引用・参考:イベントスペースのご案内|神戸ハーバーランドumie

【特徴】
神戸を代表するウォーターフロント「神戸ハーバーランド」内にある特設ポップアップスペースです。センターストリートは大勢の買い物客が行き交い、特にファミリー層の利用が多い場所。開放的な空間で行うファミリー向けのポップアップストアがおすすめです。
【会場スペック】
広さ:約157㎡/什器、レジカウンター、全身鏡、 試着室、ストックルーム 、POP用イーゼルスタンド貸し出しあり
【料金】
平日 ¥250,000/土・日・祝 ¥500,000
物販利用の場合:売上歩率18%(最低保証¥5,000/日)
固定諸経費:¥15,000(パネル、レジロール等)

gallery LUMO(警固/福岡)

re_lumo_044-765x510.jpg
画像引用・参考:gallery LUMO

【特徴】
福岡の中心部・天神から近い警固にあるポップアップスペースです。都会の喧騒から離れ、落ち着いた雰囲気の中で展示会を開催できる他、物販やワークショップ、レクチャー等にも利用できます。リーズナブルな価格も魅力です。
【会場スペック】
広さ:約171㎡/営業時間12時〜20時/展示棚あり/テーブル・イス使用可
【料金】
1会期(火曜〜日曜)¥90,000/学生割引 ¥72,000(月曜搬入)
短期利用(2日間〜)1日¥20,000

ポップアップスペース紹介サイト

他にもポップアップスペースを調べたい!という人は、ポップアップスペース紹介サイトの利用がおすすめ。用途別に検索・活用ができるサイトをまとめました。

SHOP COUNTER

図1.png
参考:SHOP COUNTER

渋谷・表参道を中心に、おしゃれな街のおしゃれなポップアップスペースが掲載されています。白を基調としたスペースから個性的なスペースまで、掲載数もジャンルも幅広いです。

特に広めのスペースや一店舗丸ごとのスペースをお探しの方、女性向けのポップアップストアを開催予定の方はぜひ検索してみましょう。

軒先ビジネス

図2.png
参考:軒先ビジネス
路面の空きスペースからショップの一部、さらに駐車場まで「ここ借りれるの?」という意外な場所がたくさん掲載されています。

小さなスペースであれば一店舗丸ごとよりもコストを抑えられるため、ちょっとしたイベントや販売に利用したいとき、あちこちで出店したいときにおすすめです。

スペースマーケット

図3.png
参考:スペースマーケット
地域検索だけでなく、販売や宿泊まで様々な利用目的で検索できる紹介サイトです。高級なポップアップスペースからコスパの良いスペースまで幅広く掲載されているのがポイント。

スマホアプリからでも検索・予約ができるため、頻繁にポップアップスペースを利用する人はインストールしておくと便利です。

レンタルカフェ.com

図4.png
参考:レンタルカフェ.com
カフェ型のポップアップスペースに特化しており、どのスペースもテーブルやイス、キッチンなどカフェに必要な備品を揃えています。

飲食系のポップアップストアだけでなく、アパレル×カフェ、スポーツ×カフェなどアイデア次第で利用客を楽しませることができるでしょう。

まとめ

ポップアップストアが広く認知されてきた今、ここで紹介したポップアップスペース以外にも、全国各地で多くのスペースが用意されています。

ポップアップスペースを選ぶ際は立地という条件に加えて、その場所で演出したいイメージを実現できるかどうかを考えることが大切。さらに、スペースを借りて開催する前にはSNS等での告知も必須です。

プロモーションにぴったりのポップアップスペースを見つけ、ぜひ話題を呼ぶポップアップストアを出店してみましょう。