株式会社サイバーエージェントは動画広告に特化したサイバーエージェントの研究機関であるオンラインビデオ総研において、株式会社デジタルインファクトと共同で、国内動画広告の市場動向調査を実施。2019年の動画広告市場と市場の今後の予測を公開した。

動画広告市場推計・予測 <デバイス別>(2018年-2023年)

2019年の動画広告市場は昨年対比141%、スマートフォン動画広告は昨年対比147%

株式会社サイバーエージェント_1.png出典:株式会社サイバーエージェント

動画広告市場が成長した背景として、サイバーエージェントは広告主が動画広告を効率的に活用できるよう、ユーザーとコミュニケーションを取るための配信手法や広告効果を計測できる環境整備が進んだためと分析。

今後もスマートフォン動画広告が市場の成長ドライバーとなり、2023年には市場全体で5,065億円に達すると予測している。

動画広告市場推計・予測<広告商品別>(2018年-2025年)

2019年はインストリーム・インフィードが増加

株式会社サイバーエージェント_2.png出典:株式会社サイバーエージェント

動画の広告フォーマット化・広告メニュー化が進んだことで、広告主が出稿しやすい状態になったことが成長の一因と考えられる。

動画広告の特徴として、尺の短いフォーマットの利用が定着。縦型など媒体の特性に合わせたフォーマットの利用が進んでいるという。

*詳しくはこちらをご覧ください
参考→サイバーエージェント、2019年国内動画広告の市場調査を実施

■ 調査概要
調査主体:株式会社サイバーエージェント
調査時期:2019 年9 月から 2019 年11 月
調査方法:動画広告市場関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:動画広告市場
調査機関:株式会社 デジタルインファクト

動画関連のデータを見てみる

【調査データ】動画と購買行動の関係性、74.6%が商品購入前に動画を視聴

【調査データ】動画と購買行動の関係性、74.6%が商品購入前に動画を視聴

さまざまな動画メディアが台頭し、今や動画の視聴はライフサイクルの一部となっています。ですが、実際に動画を視聴するユーザーはどうのような視聴をしているのでしょうか。インタラクティブ動画制作サービス『SOVE(ソーブ)』を提供する株式会社スプレッドオーバーが、10代~50代の男女を対象に、「動画」に関する意識調査を実施。その結果をご覧ください。