返事の仕方

「お世話になります」と挨拶されたのに対し、「お世話になります」と返すのが一般的。もちろんこれでも間違ってはいませんが、おうむ返しのようで気になる人もいるのではないでしょうか?そんなとき、上手な返事の仕方を覚えておくと便利です。

例えば「こちらこそ、いつもお世話になります」とへりくだる返事。自分が下がることで、相手への敬意を表せます。

お客様に対しては「いつもありがとうございます」や「日頃より感謝しております」など、感謝の意をそのまま伝えると良い印象を与えられるでしょう。

「お世話になります」には感謝の意味が込められているため、相手にこちらからの感謝をそのまま返す気持ちで返事するのがおすすめです。

「お世話になります」の言い換え

どんなシーンにも使いやすく、汎用性が高い挨拶ですが、同じ挨拶ばかり使っていたらバリエーションが乏しくなってしまいます。

日本にはシーンごとに適切な挨拶があります。せっかくなら「お世話になります」の代わりに使える言い換え表現も覚えておきましょう。

・過去にお世話になった相手に対し、きちんと感謝の気持ちを伝えたいとき:
「先日は大変お世話になり、ありがとうございました」
・メールの返信が来たとき、折り返し連絡が来たとき:
「ご返信(ご連絡)いただきありがとうございます」
・連続してメールや電話をするとき:
「たびたび失礼します」
・新しい担当者として初めて連絡をするとき:
「平素は〇〇(前任者)がお世話になっております。この度は担当者変更につきまして…」
など

上手に言い換えながら、挨拶にバリエーションを持たせましょう。

正しい使い方にあわせて、返事や言い換えも覚えておきましょう

「お世話になります」は社会人であれば、押さえておきたいビジネス挨拶です。汎用性が高い一方で、返事や言い換え方がいまいちわからないという人も意外と多いようです。「お世話になります」を正しく使い、返事の仕方・言い換えなど変化を加えながら、相手に好印象を持ってもらえるように挨拶しましょう。

参考:間違いも多い「お世話になります」の使い方や正しい返事|Mayonez