ferretを運営する株式会社ベーシックと株式会社クロス・マーケティング、株式会社ファインドスターは、SaaS領域のスタートアップ向けのアクセラレータープログラムを毎年開催しています。無料で参加できるこのプログラムでは、応募したスタートアップのビジネスの課題解決や成長への道筋を示し、短期間で事業を最大化することを目的としています。この記事では、B-SKETの総監修を務める株式会社ベーシックチーフストラテジーオフィサー田所 雅之氏にB-SKETとはどのようなものか、そして参加する意義などについて伺いました。

B-SKETはどんなプログラム?

ferret:B-SKETとはどのようなプログラムなのでしょうか?

田所氏:株式会社ベーシック、株式会社クロス・マーケティング、株式会社ファインドスターの3社が提供するSaaS領域スタートアップ向けのアクセラレータープログラムです。名前の由来がbusinessとbasicのBと助っ人(SKET)を掛け合わせてB-SKETなんです。2018年の2月から実施していて今年で4回目の開催になります。

4ヵ月のプログラムなのですが、応募されたスタートアップ企業に対しさまざまな領域のスペシャリストによるメンタリングやアドバイスをします。ただコンサルティングをしていくというよりは、スタートアップ企業にさまざまなアサインメントを課して力をつけていってもらうんです。

そしてデモデーで国内の投資家や事業会社の責任者を集めてピッチイベントを行います。そこで自分たちのビジネスを発表してもらいます。

短期的な成功法ではなく長期的な成功法を学べる

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ferret:B-SKETではどのようなことを行っていくのですか?

田所氏:最初は応募された企業の課題を深掘りします。例えば、ユーザーをどれだけ理解しているのかやどの市場を攻めていくか、市場をどう絞るかということにフォーカスしていきます。

参加するメリットとしては、短期的な成功を得ることではなく、長期的な視点での成功法を身につけられることです。私が大切にしているのは、「釣った魚を与えるのではなく、釣り方を教える」ということです。自分たちで型を身につけていかないと意味がありませんから。

また、起業家ではなく事業家でないといけないということも重要です。起業家は「0→1」で物事を考えるのに対し、事業家は「1→10」で考えなければいけません。事業家はヒト・モノ・カネ全てを考えることが大切で、例えばファイナンスの知識を持っていることや投資契約書の知識、採用ノウハウなどが必要になります。

私の指導を忠実に行ってくれた方は確実に成果が出ています。株式会社Weldrowという会社は2018年の4月に起業した会社ですが、B-SKETに参加し19ヵ月でバリュエーション10億円を達成しました。

全力でコミットすることで自社のビジネスを最大化できる

ferret:B-SKETに参加するスタートアップの企業の方へ心構えを教えてください

田所氏:心構えはコミットすることですね。プログラムでは結構時間を費やしますから、経営資源を確保することが難しくなります。しかしながら、講師陣は一流の有識者を集めて、さまざまな領域について細かく学べる機会が揃っていて、しかも無料です。

参加された方も、「自社のビジネスの成長の手応えを感じることができた」「ビジネス戦略の解像度が上がった」などポジティブな声をいただいています。

私自身もこれまで500社以上のスタートアップのメンター・アドバイザーを行ってきた経験を活かして、応募していただいた企業のグロースに尽力していきます。自身のビジネスをグロースさせたい方にはぜひ参加していただきたいですね。

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