敬語と敬語が重なってしまっている「二重敬語」

おっしゃられる
一見、問題無いように思えますが、これは「言う」の尊敬語の「おっしゃる」+尊敬語の接尾語の「られる」が組合わさった二重敬語になっています。
正しくは「おっしゃる」「言われる」です。
他にも「ご覧になられる」「お越しになられる」「社長様」などがよく間違われる二重敬語です。正しくはそれぞれ「ご覧になる」「お越しになる」「社長」です。

お召し上がりになられる
「お召し上がりになられますか」だと、尊敬語の接頭語「お」+「食べる」の尊敬語の「召し上がる」+尊敬語の接尾語「れる」が組合わさっています。
正しくは「召し上がりますか」です。

休みを頂いております
社外の人から休みをもらっているわけではありませんので、「いただく」は間違いです。
正しくは「休みをとっております」です。
特に、社外の方に伝えるときには気をつけましょう。

上司に申し上げておきます
社外の人に対して、自社の上司を「あげる」表現になっています。
正しくは「申し伝えておきます」です。

行かせさせていただきます
「する」の謙譲語の「させていただく」と、動詞+「させていただく」という謙譲表現が混同しています。「さ」をとって「行かせていただきます」でも間違いではありませんが、あまりスマートではありません。
正しくは「まいります」「伺います」です。

これでよろしかったでしょうか
過去形=謙譲語ではありません。また、目の前の相手は過去の人ではなく現在進行形の相手です。
正しくは「これでよろしいでしょうか」です。

させていただいております
これは相手の許可が必要なときのみ有効です。相手が頼んだ訳ではない場面で使うと、失礼な印象を与えかねません。
正しくは「しております」です。

御社、弊社、貴社の使い方
「御社」と「貴社」は、どちらも相手の会社を指す言い方です。
「御社」は主に話し言葉で使われ、「貴社」は書面の書き言葉として使われます。

一方、「弊社」は自分の会社を指す言い方です。
他にも、銀行では「御行、貴行、弊行」、省庁であれば「御庁、貴庁、弊庁」などの言い方があります。
「御」は話し言葉、「貴」は書き言葉で相手をさす場合、「弊」は自分をさす場合と覚えておきましょう。

まとめ

今回はビジネスで必須の「敬語」の使い方をまとめました。
おかしな敬語を耳にして、「あれ?」と思うことや正しい敬語だと思っていたら相手に指摘されてしまった、ということはよくあると思います。

もう一度おさらいとして、敬語は以下の3点で理解しましょう。

・尊敬語は、目上の人を高めることで、敬う気持ちを表す。
・謙譲語は、自分をへりくだることで、相手を尊敬する気持ちを表す。
・丁寧語は、言葉自体を丁寧に表現する言い回し。

間違えやすい表現を把握しておけば意識して話すことができますので、正しい敬語を使って、円滑なコミュニケーションを行いましょう。

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