画像のリサイズをする際、「Photoshopだと使い慣れてないので逆に手間になる」であったり、フリーの画像編集ソフトだと「使いやすいソフトを探すまでが大変」と煩わしく感じることがあります。

Photoshopを使い慣れた方であれば、バッチ処理(自動処理)で、効率化することもできますが、それすらも面倒と思う方にオススメのリサイズツール「bulkresizephotos」です。
ブラウザ上で動く「bulkresizephotos」は、イメージファイルをドラッグ&ドロップで読み込ませ、リサイズ後のサイズを入力するだけで、画像ファイルが取得できる便利なツールです。

今回は、「bulkresizephotos」の使用方法を解説します。

bulkresizephotosの使い方

リサイズしたい画像を読み込む

こちらの『Drag&Drop Images Here!』という点線の箇所にリサイズしたい画像ファイルをドラッグ&ドロップするか、緑のボタン『Choose Images』からファイルを選択できます。
bulkresizephotos
出典:bulkresizephotos

ドラッグ&ドロップを行うと、点線のところが緑色に変わります。
ドラッグ&ドロップ
出典:bulkresizephotos

画像をリサイズする

画像をリサイズする設定は、大きく分けて5つあります。
画像ファイルを何パーセントのサイズに指定。もしくは、長辺、縦、横をピクセルサイズを入力し、変更するかの2つです。

英語で書かれているので読めない方は、「入力ボックスには数字を入力する」と覚えておきましょう。
また、あらかじめ数値が入っているため、そのサイズで問題なければ、そのままリサイズをスタートさせても問題ありません。

『Start Resizing』のボタンをクリックすると、画像のリサイズが始まりブラウザ上で設定したダウンロード先へ格納されます。

以下では、各種リサイズ指定による設定方法をご紹介します。

1.画像サイズのパーセンテージ指定でリサイズする『Scale』設定

リサイズしたい画像の縦横のピクセル数がわからない場合、こちらで50%縮小とか75%縮小など、一律設定、同倍率でリサイズが可能です。
複数のファイルを読み込んだ時、画像サイズや縦長・横長の画像と解らない時がある場合は、Scaleを使用するのがベストです。
bulkresizephotosのScale設定
出典:bulkresizephotos

2.画像の長辺をピクセル指定でリサイズする『Longest Side』設定

長辺のサイズを何ピクセルにリサイズするか設定できます。
こちらも『Scale』と同様に複数のファイルを一律に処理する場合に便利です。
ピクセル指定なので、どんな大きな画像も同様のサイズになるので、仕様上アップロードできるサイズは、横◯◯pixel固定と決められている場合、使いやすいでしょう。

bulkresizephotosのLongest Side
出典:bulkresizephotos

3.画像の横サイズを合わせてリサイズする『Width』設定

入力画像すべての横サイズを指定したピクセルに合わせた画像を取得できます。
bulkresizephotosのWidth
出典:bulkresizephotos

4.画像の縦サイズを合わせてリサイズする『Height』設定

入力画像すべての縦サイズを指定したピクセルに合わせた画像を取得できます。
bulkresizephotosのHeight
出典:bulkresizephotos

5.縦・横どちらの数値も自分で決められる『Exact Size』設定

画像の縦・横ともに自分でピクセル数を設定した画像を取得できます。
この設定で気をつけなければいけないことは、入力画像との縦横比が違う場合です。
画像サイズの比率が違う場合は、出力画像は縦横比は同じで背景が白で出力されますので、比率が合わない場合でも安心です。

どちらか一方に引き延ばしたい場合は、使用できないので気をつけましょう。
bulkresizephotosのExact Size
出典:bulkresizephotos

Pro仕様に変更する

ここまでご紹介したものは、基本設定(Basicのタブ)でリサイズする数値だけ設定できるものです。
Proのタブに切り替えると、拡張機能として出力後の画像フォーマットの指定や背景色の指定が可能になります。

bulkresizephotosのPro設定
出典:bulkresizephotos

Image Format:JPG

デフォルト設定では、画像出力フォーマットはJPGです。
Pro設定では、出力後のQuality(品質)を指定することができます。
デフォルト80%ですが、もっと高圧縮したい場合は、数値を下げ、より高品質にする場合は数値を上げると良いでしょう。

背景色を変更する

JPGの場合、背景色も指定することができます。
『Background Color』の左のボタンをクリックすることで、カラーピッカーが出てきます。
こちらで色を設定することで、出力後の背景色を変えられます。

Image Format:PNG

画像フォーマット:PNG

画像出力フォーマットは、JPG以外に設定できるのはPNGです。
こちらは、背景画像を透過させるかの設定ができるようになります。
『Background』の『Transparent Background』にチェックを入れると背景が透過します。

まとめ

画像のリサイズを行う時、『bulkresizephotos』を使用するとPhotoshopなど、画像編集ソフトを使用する以上に時間短縮することができます。
膨大な画像ファイルをリサイズする場合、アプリケーションを使用するより手軽にリサイズできます。

画像編集に手馴れてる方はもちろん、初心者の方でも直感で操作することが可能です。

ferret編集部でも愛用する『bulkresizephotos』を取り入れることをオススメします。

このニュースを読んだあなたにオススメ

基本タグ・メタ情報と構造化文章の書き方
どこでも更新!ブログやホームページの画像はSkitchアプリで作るのがオススメ
【ビジネスマン必見】Googleスプレッドシートの裏ワザ・アドオン・ショートカット16選

基本タグ・メタ情報と構造化文章の書き方

基本タグ・メタ情報と構造化文章の書き方

・ホームページをなすもっとも基本的なタグを理解できる。 ・メタ情報と構造化について理解できる。 ・最低限のタグについて理解できる。 ホームページを構成する最低限のタグは、メタ情報と構造化された本文を定義するタグです。メタ情報とはページ表面上は見えないのですが、その文書の性質を表す重要な情報です。構造化とは見出しや本文といったしっかり整理された文章のことです。 これらを実現するタグを解説します。