実践!超簡単!Photoshopで肌のシミや肌荒れを美白にするチュートリアル
せっかく写真を撮ったのに写りが悪かったり、シミや肌荒れが気になってしまう、もう少し肌色を白くしたいということはよくあることです。
そんな時、Photoshopを使えば誰でも簡単にレタッチすることが可能です。
機能がとにかく豊富なPhotoshopは、使い慣れない方からすると何となく難しそうなイメージがあります。
しかし、ステップに沿えばどなたでも使うことが可能です。
今回は、肌のシミや肌荒れを消して美白にする方法を解説します。
Photoshopを使った肌のレタッチ方法
ステップ1:画像を準備する
まず、加工をおこないたい画像をPhotoshopで開きます。
今回はパブリックドメインの写真素材を配布している「Pixabay」さまより画像をお借りしました。
こちらの画像にレタッチを施していきます。
画像のレイヤーを選択し、Command+J(Windowsの場合control+J)をクリックして2枚複製します。
すると、元の画像のコピーができ上がります。
分かりづらくなってしまいますので、それぞれの複製レイヤーの名前を「ハイパス」「ブラー」に変更します。
画像が小さいと加工しづらくなりますので、見やすい大きさまで拡大表示します。
ステップ2:不要なシミ・そばかすを消す
まずは、不要なシミ・そばかすを修正するところから始めます。
ぼかしレイヤーに「ぼかし(ガウス)」を適用します。
次に、ハイパスレイヤーを選択して「ハイパス」を適用します。
先程のぼかしとハイパスの数値は同じになるように設定してください。
フィルタを適用後、描画モード「リニアライト」に、不透明度「50%」に設定します。
ハイパスレイヤーを選択してマスクを作成します。
作成し終わったらマスクを選択し、不透明度30%程度に設定した黒のブラシで気になる箇所をなぞっていきます。
一通りなぞり終えるとこのような状態になります。
ステップ3:シワを目立たないようにする
続いてシワの修正をしていきます。
全くシワが無い状態にまでしてしまうと違和感がありますので、表情に応じてある程度残しておく必要があります。
先程使用したハイパスレイヤー、ぼかしレイヤーは一つのフォルダにまとめ、フォルダごと複製します。
フォルダを「グループを結合」処理し、ファイル名に「シワ」と入れておきます。
スタンプツールを使ってシワを隠していきます。
ブラシは「ソフト円ブラシ」、モード「通常」、不透明度「30%程度」、サンプル「全てのレイヤー」に設定します。
ブラシのサイズは適時変更が必要です。
ここまで設定したら、シワの部分を隠していきます。
元より若干明るい肌色になるように修正するのがポイントです。
不要なシミ・そばかす・シワを隠すことができていますが、どうしてものっぺりと不自然に見えてしまいます。
そこで、わざとノイズを加えて質感をアップします。
5px以下を目安にわずかに「ノイズ」を適用し、そのあと「ぼかし(ガウス)」で馴染ませます。
この手順を加えることで、自然な状態に仕上がります。
ステップ4:美白にする
今度は、肌色を明るく美白に調整していきます。
複数方法がありますが、今回は「トーンカーブ」を使って美白にしていきます。
まずは、新しく複製レイヤーを作り、名前を「美白」に変更しておきます。
次に「トーンカーブ」を適用します。
写真を見ながら、手動で調整していきます。
先程まで写真を拡大していましたが、明るさを調整する際には全体が見えるサイズにしておくと見やすくなります。
これで元よりも明るい肌色に仕上げることができます。
ステップ5:最後に微調整する
まだまだのっぺりして見える部分があるので、最後に微調整を加えより自然な仕上がりにしていきます。
露光量を調整し、少しメリハリのある画像にします。
数値は任意ですが、あまり変えすぎないのがポイントです。
次に、光の当たる部分を明るくし、立体的にしていきます。
新規レイヤー「ライト」を作成します。
ぼかし:6px程度に設定した「なげなわツール」で、鼻・おでこ・目の下・あごといった箇所を白く塗りつぶします。
オーバーレイにし、不透明度を調整(20〜40%程度が目安)すれば立体感のある顔になります。
そして最終チェックとして、やりすぎたレイヤーの不透明度調整・気になる箇所の追加修正をおこなえば完成です。
今回は、美白レイヤー・ライトレイヤーの不透明度を美白:85、ライト:15に変更しています。
これで、自然にシミ・シワを隠し美白にすることができます。
- ドメイン
- ドメインとは、インターネット上で利用可能なホームページやメールなどを識別するときの絶対唯一の綴りを言います。電話番号や自動車ナンバーが同一のものがないのと同様に、インタネットにおいても、2つとして同じドメインは存在できない、といった唯一無二の綴りです。
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