ビッグワードとは、検索エンジンで極めて多く検索されるキーワードのことを言います。反対に検索される回数が少ないキーワードはスモールワードと呼ばれます。

自社のWebサイトの検索順位を上げることを目的としたSEOや、検索キーワードに連動して広告表示されるリスティング広告においては、「キーワードの選択」が非常に重要な意味を持ちます。

ビッグワードは「自動車」や「パソコン」など非常の大きなくくりで、なおかつビジネスのカテゴリーとしても消費者によく知られているキーワードです。従って、単純に考えるとそれらのキーワードを選択すると効果が上がると思われますが、当然ながら同じキーワードを選択する企業が多数現れるので「競争が激しく」なります。

すなわち、ビッグワードSEOを試みても、検索回数は多い分難易度が高く、上位表示されにくかったり、リスティング広告でのクリック単価が上がり、費用対効果が悪くなるという現象が発生します。従って通常は、効果の高そうな有効なスモールワードを見つけ出し、それを適切に組み合わせて、結果的にビッグワードでも上位表示されるような対策を行います。

会話例

「ビッグサイトを考える前に、先にスモールワードの方を考えた方がいいんじゃないか?」
ビッグワードだけで勝負する方法は何かないのかなあ」
「ビックワードとスモールワードの間のミドルワードというというのもあるんじゃないかな?」